表紙
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1974/02

 


















1974/02/02 鼻をかむとき、
 











 

1974/02/05 ↑→↑↑↑↑↑↑
 














1974/02/10 「イブセマスジ」という感じ。
 




















1974/02/12 三輪車をこんなふうにして、「アメヤ」
 














1974/02/15 先生の方にむいている?
 














1974/02/19 神が書いてある
 














1974/02/20 恥、■■コにキカレテ。
 














1974/02/23 二本の金属棒がひらくのだ。
 
















1974/02/25 曲芸でナイフをなげるやつ
 














1974/02/26 ぴんと うしろにでっぱってる
 
















1974/02/27 弦とは
 
















1974/02/28 つよくとめる バンドにはさむ
 














1974/02/28 AからBまでの楽しい期間
 













画像 アップ
『1974/02/02 鼻をかむとき、』 2023/10/30(月) 〜
2023/11/06(月) 〜
2023/11/13(月) 〜
『1974/02/05 ↑→↑↑↑↑↑↑』 A、B 2023/11/20(月) 〜
『1974/02/10 「イブセマスジ」という感じ。』 2023/11/27(月) 〜
『1974/02/12 三輪車をこんなふうにして、「アメヤ」』 2023/12/04(月) 〜
2023/12/11(月) 〜
2023/12/18(月) 〜
2023/12/25(月) 〜
『1974/02/15 先生の方にむいている?』 2024/01/01(月) 〜
『1974/02/19 神が書いてある』 2024/01/08(月) 〜
『1974/02/20 恥、■■コにキカレテ。』 2024/01/15(月) 〜
『1974/02/23 二本の金属棒がひらくのだ。』 2024/01/22(月) 〜
『1974/02/25 曲芸でナイフをなげるやつ』 2024/01/29(月) 〜
2024/02/05(月) 〜
『1974/02/26 ぴんと うしろにでっぱってる』 2024/02/12(月) 〜
『1974/02/27 弦とは』 A、B 2024/02/19(月) 〜
『1974/02/28 つよくとめる バンドにはさむ』 A、B 2024/02/26(月) 〜
『1974/02/28 AからBまでの楽しい期間』 2024/03/04(月) 〜

※ 『1974/02/02 鼻をかむとき、』 : 「起きて三四郎みる。なんか、またノドおかしい。」  午後十時頃からの放送。夕方から寝ていて、放送前に起きて視聴ということでしょう。  喉風邪気味だから寝ていた、のではなく、仮眠して起きたら喉が変調ってことでは。
: 「オキマサヤ か ナカヤ か?」  NHKの銀河テレビ小説『三四郎』の主演は、沖雅也。
: 「女は献身  女らしさは献身よりくる。」  本文の献の一字目は誤字、敵とごっちゃ気味。  言ってることはある面では的を射ていると思うんだが、現在、こんなことをおおっぴらに表明したら、炎上モノかも。  ← 直後の項なので、『三四郎』を視聴して感じた、というつながりだろうか。明治41年だもんな。
: 「おじちゃんより電話。だれもでぬので、ふろにはいってたぼくがでる。」  本項が実際にあったことで、次項の創作メモにつかっている。  このおじちゃんからの電話、す■■おばちゃんが娘を無事出産、の知らせだと思う。
: 「鼻カゼをひいてたA君フロにはいってた所電話。姉の子が生まれたという。―― しかし、A君、はだか同然で電話の所までいったので、そのうちカゼをこじらせ肺炎になって、死亡。」  というネタに書きなおしたわけだ。  事実そっくりではなく、叔母は姉に置き換えて。  このネタのみそは、生誕の知らせを受けたことがきっかけで命を落とす、そんな、あざなう如き生死(しょうじ)の様相ということでしょう。  全然重々しくないいきさつだけど。(いや、軽いのがかえって怖いか)  (たぶん、従姉妹の生誕を喜ぶ気持ちより、寒い思いをさせられたことをうらみがましく思っているな、waka君。こんなことさせられると、こんなふうにあっけなく死んじゃったりするよ、と)
: 「ほんと、ひどい鼻カゼになってしまった。 アナキが、ストーブつけっぱなしで勉強してて空気がひどくかわいてしまっている。狂しい、苦しい。」  アネキ。  今度は姉のせいにしてみたり。  ただまあ、姉の部屋とwaka君の部屋は襖で仕切られているだけなので、仮眠中に過度の乾燥状態になってしまって、変調をきたした、という因果はないことはなさそうだけどね。
: 「いみじい :B君のやつらがよく使う語。」  B組、でしょう。  辞書を引いたら「いみじい」ではなく「いみじ」。これで形容詞という古語。  うれし、いさまし、が現代語では、うれしい、いさましい、になるのでこれにならって「いみじい」とB組のやつらは言ったんでしょう。  → 「いみじ」は「い(忌)み」の形容詞化。忌むべきほどひどい、はなはだしい。
: 「やっぱり姉き500円とってたって。 トリカエス。そのかわり、いつかオゴッテヤルという。」  「トリカエシテミルト、なんかもうけたかんじ。しかし、500円もとられて、よく、へっているのにキヅかなかった、というのか、トッタヨといって、ガマグチを見その真偽がわからなかったものだ、このぼくが。金アマッテテ、よくみてなかったからか?」  素直に読むと、姉が弟の500円を窃盗していたみたいだが、事情がよくわからないよね。盗ったことを姉が弟に教え、弟は結局取り返した、ということでもあるらしいが。  何か口約束か賭けがらみで、姉は弟に債権があると思い、払わないので寝ているときに強制徴収、さすがにやりすぎかと「もうもらったからね」など事後報告。弟は猛然と巻き返して、姉も窃盗じみたことした弱みもあって折れて、債権はなし(お金は返却)ということになった、そんなところかなあ・・  これなら、「いつかオゴッテヤル」といったのは弟のほうだな。埋め合わせ的に。  姉の言なら、弟がとりかえす前に、いつかオゴッテヤルからお金はあきらめろ、だろう。  (いずれにしろ、オゴッテヤルは実行されないわけだが。笑)  児童の頃からこういう貸し借りのせめぎあいを重ねてきて、それが高校生と短大生になっているわけで、すでにもう軽いじゃれあいって程度の応酬でしょう。
: 「マラソンすると、おれヒデェー顔になる。今、カガミでみる。」  真冬だから、高校の体育授業の走り込みで、さかんに鍛えられている時期か。  帰宅後も疲労困憊の様相が残っているってこと?  (または、この日の顔つきがあまり良くなくて、マラソンさせられたせいにしているとか)
: 「多田屋 多■■」  多田屋は、千葉にある本屋。よく利用してた。  そういえば、多田屋は、多■■嬢と字面が似ている、と気づいたってだけだな。
: 「いきていけない  いきてけない  いきてげない ―― という?」  言いそうだ。擬似連濁みたいなかんじ?
: 「行ぐ こちらも言うのでは?  行く」  行ぐ、は方言でちゃんとある。  千葉で、日常語でとなると、どうだろ。
: 「鼻をかむとき、 ・・・ 」  まあ、女子なら、姉きの方法しかないだろうね。(人前では必須で)  弟のかみ方は、多少見苦しいけど、用は足りそう。  いまはもう、人前では姉き方式。一人のときは、姉弟の中間程度のやり方かも。(気にしたことはほぼないが)
: 「涙○ 涙× 涙 ?」  2字目は中が犬。3字目は右上が点。  手書きならどれもありそう。(大をやたら犬にする書き手は多いと思う。特にふるい人は、やたら点をつけたがる)  恵とかも右上に点があったり。  → 手元漢和辞典で調べたら、涙の正字は犬だってさ。点を略して新字。へ〜   → 恵の旧字は、惠なので、事情は同じでなさそう。
: 「テスト勉強しなきゃならなにのに、ねてしまった。」  やっぱり。いつもこれだな(^^;;  それとも、ちゃんとできてるときはできてるんだけど、できてるときは心記の記事にならないだけなのかな?
: 「C2゛F3゛K1B1゛F1D1゛B1E1E5E2 F1  D1゛B1E5A5D5B5B1゛F1A2d3D4  B2D1E5D4゛F2C1゛J5G1I3G4  D4J5G3E4E5A3A4E2H1d3D4  F4゛d3D5E5A3A4E2C4゛K1G4K1J5  C2D1E2C1D4G1I3G1I2 B5  IED4゛G1G5d3D1D5A5G5d3D4  IUA5K1E1E5B5。A5D5B5A5A5  A2B1F3゛C1I3。」  暗号文。  以下、解読。  「じぶんがはだかなのに は  だかのおとこがはいって  きたのでひざをまるめ  てをむねのうえにやって  べっとのうえにぜんめんを  したにさ(し)てまるまり こ  IE(れ)でまもったとおもって  IU(る)おんなのこ。おとこおお  いかぶさる。」  なるほど。  濡れ場ではあるが、たいしたことなし。  高校生男子としては、暗合級なわけね。
: 「ゼーヒーゲーペーヒーヤー」  意味不明。  ドイツ語、またはロシア語辺りかなあ・・  単語の綴りのアルファベットを一字ずつその国の発音で読んでいる、ような感じはするけど、具体的にどういう単語なのか、など、見当もつかず。
: 「ある人、部屋でガタガタしてたら、ガラスもしんどうしてる。もっとゆれてみる。もっとしんどうする。おもしろくなってもっとやる。ビリビリいいだす。もっともっと・・・・ガチャーン。」  寒くてガタガタしてるのね。  ガラスも震動しているあたりまでは、写実かも。木造家屋ではある。  本項はお話だけど、共振て、まれに意外とこわいんだよ。
: 「男が生まれなくて、女のついだ家、家系をなんという?」  女系家族?  以下もエンピツ仮メモで、断片的。
: 「数学的才能だけで」  これは書きかけ。
: 「暴動の民 タミ、石油  どうしたのだ。  町で買った、やすいんだ。  ゲキカ」  物語のラフメモ? ゲキカは劇化?
: 「あさのオリカエタチの話  あの人、有名?  人気ある?  名にあってる? 平和多し、」  さっぱり。あさのオリカエ、まったく不明。なんですか、これ? 人名?  別字なのかどうか。オリカエが、漢字二字とみえなくもないが。  → オじゃないな、キだ。  あさのキリカエタチの話。  あさのキリカエタっちの話?  どこまで行ってもすっきりしないけどね〜  → 麻の切り加工裁ちの話? うーん・・  >>> ★ そうか、わかった! >>>  切替君という男子がいたんだ、そういえば! (修学旅行のしおりで確認。あだ名ではない)  朝の切替たちの話、だな。  「あの人、有名? 人気ある?」は、なんとなく女子の品定め的な噂話というふうだが・・  「名にあってる? 平和多し、」は、名前に人柄が合ってる、ということではなかろうか・・  これらはあまりに断片的で何かを確言できるレベルではないなあ・・  わざわざwaka君がメモするってことは、waka君が気にしている女子の誰かが俎上にのっていたので、なのかなあ・・  それにしても、切替というのはすごい特異な姓だ、あらためて思うと。  (検索で調べたら、やはり、千葉に多い姓のようだ。起源は、農法とか年貢とかに関係がありそうだが、よくわからない)
: 「2/9までにクラブのを  先生に連盟にはいることを」  頁上辺のエンピツ書きメモ。  これは、display『1974/01/29 ●4六香』にある上辺メモのくりかえし。  (頁上辺は「当面することの予定覚書(忘れずにやれ)の定位置」となっているようなので、本文の記載が進んで頁も先に進んでしまい、ほぼ開かれない過去頁となってしまってもこの予定が(中でも軽微でない予定が)なされていないときは、このように目につく最新の頁に新たに転記しておいた、ということだろう)
: 「9/4はα 9/5はβ」  はっきりしないが、数学α、数学β、両日の授業予定が入れ替わるよ、ということではないかと思うんだが、少なくとも、日付は2/4、2/5の誤記だろう。
: 「数学:問題集やってもやらなくても 同じようなやつだった。」  これはテスト内容のことかな。  結果的に問題集はからぶりだった。(やったが損した、または、やらなかったが損しなかった)
: 「Rea」  Reader の授業ノートにある仮メモをここに清書すべし、ということらしく、3項目分の空白。  Reader の授業ノートは、大昔に(当時の近未来に)廃棄済。
: 「ハナワルイトべんきょうetcができないね。(サク■)」  鼻づまりを同情してくれた、または、同病相憐れむなのか。サク■君。
: 《四肢の先に金具の図》 「として、人間をよつあしにする。 )フク■■」  将棋仲間でもあるフク■■君。  福相なのだが、こういう猟奇趣味もあるもよう。
: 「にを■とよくする  たを◆」  にの終わりの横画が消えて■、たの終わりの横画が消えて◆。
: 「しんぺい、これからは180°転換して、神は死んだことにするって。」  文学クラブ仲間のしんぺいと、こういう話もしてたもよう。
: 「将棋、今日は2勝の男。 サ■■君と、会長さんに勝った。」  1974/02/02は土曜日で、午後は将棋同好会。その勝敗関係の記事。  表にすれば、以下のようだったと。

  ぼく 会長さん フク■■ 火■君 太■君 サ■■君
ぼく        
会長さん      
フク■■        
火■君        
太■君      
サ■■君        

: 「会長さん、太■君にかち、火■君にまけ、ぼくにまけて1勝2敗で、すこし、元気ない。」  「フク■■、太■君、サ■■君につづけてまけ、頭あげられぬ、などという。」  「火■君1勝。太■君とさしかけ。」  「太■君、さしかけ将棋を会長さんにまけ、フク■■にかち、火■君とさしかけ。」  「さ■■君、ぼくにまけ、ふく■■にかつ。」  ここらへんが、この時期の同好会員たちだ。君がついてるのが後輩の一年生。あとは同じ二年生。  会長さんはあだ名で、ほんとうの会長はwaka君(ぼく)。  三年の先輩らは、大学受験の真っ最中か。  春になってから、会長職は火■君に引き継いだはず。
: 「「なんですって! もう○○クラブやめなさい。」 「へん、やめなさいっていわれてやめるようなクラブにはいるかい。」」  という創作小文か。  意気込みは本心だろうな。
: 「先手の時は、相手が居飛車なら、ヤグラ、ふり飛車なら、対フリビシャでやろう。 ・・・ 」  以下、戦術的な方針などのメモ。  当時は、居飛車穴熊の流行る前で、対抗型はほぼ、居飛車の急戦策だったかと思う。
: 「美人には上はないか?」  素直に読めば、美人には上限がないようだ。  妙齢女子ならば、たいてい魅力的にみえてしまうお年頃なので・・ 
: 「あなたの人間性に幅を与える もたせる 文学クラブ。 という広告。」  インパクト、うすいなあ(^^)  将棋同好会は上述の通りちゃんと後輩がいるんだが、waka君が部長である文学クラブのほうは一年生がおらず、伝統が途絶えそう。  (結局残念ながら、後輩を得られないまま、翌年、waka君らの世代は卒業となった)
: 「ぼくは、■■コが、どこそこおしえてよーときても、あした、あした、とかそんなとこいいだろーとか、自分でヤレといって、おしえない。めんどうひたすら。悪いアニキか?」  悪いとは言わないが、今思えば、もうすこしかまってあげても良かったな。■■コは、それでもいつまでも兄を慕ってくれたから、要するに■■コの優しいとこに甘えていたのかも。  (といって、逸脱したり、きつかったりするところも、あったけど、■■コには)
: 「霙 :  」  みぞれ。  手元漢和辞典によれば、英には花の意があるそうだ。
: 「ラボラピエーナー」  検索、ヒットなし。  謎。英語なんだろうか。  pieno は、イタリア語にあり、英語の full の意らしい。これかなあ。  イタリア語の線でいくと、La bora pieno となるか。  bora は、北風の名前のようだ。  いっぱいの北風? たとえばイタリア料理店の店名としてはちょっと激しい?
: 「4月1日に生まれたなんて、つまり、バカの日に生まれたなんて、その人までバカみたい。」  どこかにすでに書いているが、waka君の姉の誕生日がこの日。  姉にうらみはないと思うんだが。 姉の誕生日を忘れたわけでもないはず。
: 「ある男、ある朝、硬いたんをひとつだしたのだが、その朝から、日頃からうってかわって元気に健康になり、すばらしい体力をもつ。その硬いたんがすべてをおさえていた。」  奇譚ぽいな。  そのタネにはなりそう。  (たぶん、冒頭だけ、waka君の実体験でしょう)
: 「「ほんとに、あなたなの?」 「もちろん、君が話しかける相手は誰でさえ『あなた』だよ。」  このカッコはずしてもオモロ。」  書くなら、誰であれ、が適切だけど、誰でさえ、のわずかなずれは味といえば味。  いずれにしろ、第一印象が、おもしろくないよ。  ジョークのつもりなんだろうけど、理屈オチ。男の変人ぽさぐらいしか表わさない。  インパクト無し。こない。外してる。何かの投稿なら、即ボツだな。  改作するなら、以下の一行のみに。

 あなたがはなしかけるあいてはそれがだれであってもあなた




 今日の夢の中に■下さんがでてきて夏、どこそこへ皆といっしょにいきませんか、という。
 ええ、いきましょうといったら、その服ではなくて、なんとかスーツとかいう服をきた方がいいと、それをきなければ、いっしょにきてくれるなみたいにいう。
 ぼく、「めんどうなのでしょうがない、旅行にはいきません。」というような事をいう。


 夢を書きとめた話として、秀逸だと思う。  ■下嬢は、中学のクラスメイト。色香に負けずに我をいってるな。  現実で同じ状況になったときも、こういう選択を言いそうだ、waka君。
: 「いいまけそうなとき、姉きは、(人はだれもそうだろうが、) 「何いってんですよォ、ワカ■■は。」 などという。これには、論理的背景がない。ただ、もう何もないので、こういってうけとめるのみ。こういうときはそれ以上つくと、例えば、「何いってんのさ、姉きこそ、ヤーイ」などというと、ヒステリーになるからヤメヨ。」  なるほど。  実地経験から来る知恵だな。
: 「●7六歩 ○3四歩 ・・・ という布陣」  あまり見かけない、対四間飛車穴熊の布陣。居飛車側が角を大胆に転換させるのがユニーク。  その角頭に弱点がありそうだがこれはお互い様なのか。
 将棋ソフトでも使える棋譜(.kif)に直すと以下の通り。
手数----指手---------消費時間--
   1 7六歩(77)   (00:00/00:00:00)
   2 3四歩(33)   (00:00/00:00:00)
   3 2六歩(27)   (00:00/00:00:00)
   4 4四歩(43)   (00:00/00:00:00)
   5 4八銀(39)   (00:00/00:00:00)
   6 4二飛(82)   (00:00/00:00:00)
   7 2五歩(26)   (00:00/00:00:00)
   8 3三角(22)   (00:00/00:00:00)
   9 6八玉(59)   (00:00/00:00:00)
  10 3二銀(31)   (00:00/00:00:00)
  11 7八玉(68)   (00:00/00:00:00)
  12 6二玉(51)   (00:00/00:00:00)
  13 5六歩(57)   (00:00/00:00:00)
  14 7二玉(62)   (00:00/00:00:00)
  15 5八金(49)   (00:00/00:00:00)
  16 8二玉(72)   (00:00/00:00:00)
  17 6八銀(79)   (00:00/00:00:00)
  18 5二金(41)   (00:00/00:00:00)
  19 9六歩(97)   (00:00/00:00:00)
  20 9二香(91)   (00:00/00:00:00)
  21 1六歩(17)   (00:00/00:00:00)
  22 1四歩(13)   (00:00/00:00:00)
  23 3六歩(37)   (00:00/00:00:00)
  24 6二金(52)   (00:00/00:00:00)
  25 5七銀(68)   (00:00/00:00:00)
  26 7二金(62)   (00:00/00:00:00)
  27 7七角(88)   (00:00/00:00:00)
  28 9一玉(82)   (00:00/00:00:00)
  29 8八玉(78)   (00:00/00:00:00)
  30 8二金(72)   (00:00/00:00:00)
  31 7八金(69)   (00:00/00:00:00)
  32 7二銀(71)   (00:00/00:00:00)
  33 5五角(77)   (00:00/00:00:00)
  34 5四歩(53)   (00:00/00:00:00)
  35 3七角(55)   (00:00/00:00:00)
  36 4五歩(44)   (00:00/00:00:00)
  37 6六歩(67)   (00:00/00:00:00)
  38 8四歩(83)   (00:00/00:00:00)
  39 9五歩(96)   (00:00/00:00:00)
  40 8三銀(72)   (00:00/00:00:00)
  41 6七金(58)   (00:00/00:00:00)
  42 7二金(61)   (00:00/00:00:00)

: 「今日はひさしぶりにほとんどテストetcの不安なく、テレビ将棋をみられる。マラソンはあるけれど。」  1974/02/03は日曜日。翌週に、やりたくないがのがれられないマラソン大会があるぐらいが懸念、ということでしょう。
: 「NHKの将棋はおじいさんのへやのテレビ。午後おじいさんがねにくるので、12チャンネルの将棋は応接間のテレビ。」  祖父は、職場の実質的なところはもう娘夫婦に任せていて、午後ぐらいになると自宅に戻ってきていた。そして、布団に寝ながら相撲中継をみたり大学野球をみたりするのが好み。
: 「大山、「全体」を「じゃんたい」?」  そうそう、大山名人、そんなしゃべり方だった。「じぇんたい」かもな。  (大山、前々年の1972年に中原に名人位を奪われている)
: 「にぎりいし  ご  }とは?」  囲碁で先後を決める時の方法でしょう。  NHK将棋の後は囲碁の番組だったと思うので、TVをつけたままだと見ることになる。
: 「中原マコト マコトちゃん(アゲイン)」  中原は将棋の中原誠名人。(名人位二期目)  マコトちゃんは、楳図かずお「アゲイン」のキャラ。
: 「お西来る。いっしょにトランプやったっちい。セブンブリッジ。14枚のブリッジ。考える戦争。101。5枚の101。6枚の101。ポンチイのある6枚、7枚の101。ババヌキ。しんけいすいじゃく。 お西、門のところまでおくったとき、オートバイにのったカネ■■くんがきて、よお、よお、という。顔は目の悪さとうすぐらさでわからなかったけど、いつもきらきら光って、わらっている目で、すぐカネ■■くんとわかったっちい。(しかし、ほんとに彼だったか?)」  金■君は、近所の、小学校時代一番か二番に仲の良かった友だち。よく遊びにいった。会うのはたぶんかなり久し振り。  トランプ等の種目(条件を細かく変えたりしている)はほぼ詳細は忘れてしまった。お西は中学の友人で、高校は別になったが休日にはこうして遊び、その後も長く付き合うことになる。
: 「今日の中原、負けたなあ・・・ ま、彼も負けるのだ、」  当時一番人気のスター棋士だったから、waka君も中原のファン。  三巻本の実戦集を買ったはず。
: 「ステージ101の あーしたを信じて、の歌きくと■中3Cを思いだしてしまう。」  これは、NHKの若者向け音楽番組。  後年『明日を信じて』という合唱曲がうまれるが、これは当然別物。  本項でいうところの、ステージ101で歌われ、waka君の中学時代の3Cクラスでも歌ったらしい合唱曲は、おそらく『涙をこえて』だと思う。今、調べたんだが、まあまあ、覚えている曲だった。  (しかし、思っていたよりだいぶ陽気な調子。もっとゆったりしてしめやかな合唱曲だったような気もするんだが、別の歌と混同しているところがあるみたいだ)
: 「北斗星 ?」  北斗七星、ともいう。  斗はひしゃくの意。
: 「テキトウなドラマより、ニュースの方がおもしろい。」  高校二年生三学期か。おもしろさ、よしあしが、だいぶ分かってきている(広がってきている)。
: 「福島 副島 >?」  本文の福は、衣偏になってる。  また、副島は、姓ならふつう、そえじま、とよむ。
: 「奪還 ダッカン   バッカイとよんでしまう。」  奪う(うばう)という訓にひっぱられて。  還がカイになったのは(かえるという訓のためか)微妙だが。
: 「いつもは枯木のみの公園、と思っていたA君。その日、そこで、いつものように一人であそんでいる。彼、自分はこういう枯木だけの所が好きだし、世界は、もうどこもこんなふうだと思っている。 ところが、涙を流しつつ、きれいな骨のような枝をみていると、そこにつぼみのあることに気づく。気づいたとき、いや、そのすこし前からか、つぼみがひらきだした。彼ははっと、思って、生まれてはじめて、あかるく楽しい物を見た。そして、何か新しい時が始まるような気がする。 秋のある日だった。」  「咲いたのは梅の花。」  少々くさいね。  というか、梅が秋に咲くか。  少なくとも、つぼみがひらきだす後半は想像の産物でしょう。  前半は、ちょっと感傷的になった実体験の可能性あり。(恥ずかしい)
: 「今の歌よう曲は曲はいいかもしれないけど、歌詞が良くない。だから、歌詞の良い、「カッサイ」がデビューする。」  デビューする、ではなく、ヒットする、か。  『喝采』ちあきなおみ、1972年。  歌い手自身のことを赤裸に歌っているようで、聴衆の心に来るところがあったんだよね。  といって、こういうスタイルではない他の曲をまとめて「良くない」としてしまうのは乱暴すぎるくくりだと思うけど。
: 「すばらしい歌詞をつくって、歌のうまい美人(男よりは)にうたわせたい。」  この願望は分かる。現代の初音ミクに通じるところがある。  当時、曲も美人歌手も(そして可能性のありそうな自作歌詞すら)みな夢想のままだったと思うけど。
: 「女房をこわがらないていしゅがいるか。」  いるんだけどさ、基本的に、ツノを生やした女性は怖いよ。  ふだんはきれいで優しくてあったかい女子が、豹変する、その落差が怖い。男には。  なだめようとおろおろする。  大昔は、殴って静かにさせる輩が多かったぐらい、それがめんどくさくて嫌だったんだよ。
: 「ホウケってなあに?」  惚け、か。
: 「可否道 可非道 }?」  どうやらコーヒーのことだね。  道は茶道にならって付いたか。

※ 『1974/02/05 ↑→↑↑↑↑↑↑』 : 「このごろ、いつもねてしまって、Reader の予習、ほとんどできぬ。」  自宅で夜、だろうけど、このごろに限らず、たいていだったような。  教科書の英文を調べていると内容のつまらなさに気持がさがっていってしまう。  そういうかんじだったが、首のうしろあたりにナマケモノも憑いていたんだ。  そいつが〔なんだ、これは。いずれ機械が全部翻訳してくれる時代になって努力はすべてパアになるのさ〕などとふきこんでいた、かどうか(笑)  (当時はもちろん、SFの世界の話、はかない夢想だったんだが・・)  ⇒ 〔At that time, of course, it was a story of the world of SF, a fleeting dream…〕 Bing Chat の Copilot が数秒で英訳。
: 「ディバイスィズとは? 人間は、ディバイスィズをもってるから、とく。」  deviceの複数か。  道具、手段、たくらみなどと訳されるらしい。  〔Humans have an advantage because they have devices.〕同。
: 「大総統  トク トウ }?」  だいそうとう、だろうね。  だいそうとくは、大総督。
: 「与える」 ○の下にf 「とかく。」
: 「脅」が形態変化して、品の下に月のような姿。
: 「大砲の玉をうった  売った 撃つ」  玉は弾がふつうか。
: 「はしをゆかにおとしたら、とおい水道のとこまでいってあらって来ねばならぬ。   ばからしー。今、やってきたけど、すこしぐらいきたなくて しんぶんしでふいて もつかっちゃいたい。」  しんぶんしでふいて 「何かみたい。」  ・・ううむ。このノートをかたわらにおいて食事しているんだろうなあ。  それにしてもどの時点で、大量にあってやりすごしている些事から、ここに書くべき記事に昇格したんだろうね。  箸を洗って席に戻ってきた時、しか、ないか。  でもさ、たぶんこれ、登校前の朝食だよ。忙しいのに。  → いや、ちがうな。すでに学校で、昼飯時か。自宅なら、とおい水道、とまでは言わない。  新聞紙も、弁当箱を包んでいたものとすれば、ピッタリだ。 そうか、一応人目があるから、不潔そうなことはさけるしかなかった、わけだ。(人目がなければ、とおい水道より新聞紙で拭く程度で食べてしまえる、という、これもwaka君らしい衛生感覚)
: 「このノート、ヤバイことがかいてあって、そのひらいたページまだつかってないと、ひらいてかくのが不安。」  そのひらいたページまだつかいきってないと、でしょうな。
: 「そうです そうでしりっとる。」  思わず口元がほころびるダジャレ。
: 「屈折  拆?」  拆、無い字かと思ったら、あるね。(しかもデジタル文字、第2水準)  手元漢和辞典によると、タク、ひらく、とよむ。拆裂(タクレツ。さけ割れるの意)などが用例。  ほとんど使われない字と思われる。
: 「観測者 かんそくじゃ   両者 りょうじゃ  )物理の先生、こういう。」  覚えている。物理の先生は、戦争で脚を悪くしていたおじいさんだった。
: 「波 ⇔ 彼」 彼がつなげ字で波みたくなってる。あるいは、彼でなく、単に波のつなげ字?
: 「発する  発っする >?」  当然、発っする、は間違い。
: 「refrain 、とは?」  Bing Chat の Copilot によれば〔「refrain」とは、英語で「控える、断つ、やめる、我慢する」という意味の動詞や「折り返し句」という意味の名詞です。例えば、(・・以下長文)〕
: 「物理のぼくの席、ナミオもすわるせき?」 「ナミオ 七美男 は波男につうじる?」  中学のクラスメート。高校も同じ。当時は別クラスだけど、物理教室のwaka君の席がナミオがすわる場所と同じらしい、ということでしょう。ナミオが忘れ物を取りに来たか、前の授業からしばらくナミオが残っていたかして、判明したかな。  そうでしりっとるからこのあたりまで、物理の授業中の記事かも。  屈折とか波とかそういう内容だったようだ。  ⇒ ちなみに、今検索したら、彼と同姓同名の人物が、物理学の教科書を書いていた。本人と思われる・・  かたや、そうでしりっとるとか言って喜んでいたわけだ(爆)
: 「先のかけた60°70°の三角定規、どっかになくした。物理教室か?」  70°はないよね〜 60°90°30°の三角定規だろう。  つまり、本文の7にみえるのは、9の線が一部かすれているか。
: 「〜の参加を望みたい。 ≒望む。  こういういい方する?」  ふつうの日本語でしょう。  会議に臨む、というから、それも頭にあったか。  〜の参加を、ならば、望む、希望するだろう。
: 「お金を貸します  カ■■さんにつうじる?」  つうじないって(^^;  気になる女子名にこじつけたがっているだけ。
: 「新千葉ってどこにあったっけえ?」  これは京成電鉄の駅名だな。  国鉄の駅ではないから、少々うといようだ。
: 「とっぱんいんさつはつよい?」  何が強い??  凸版印刷、という有名企業をいいたいのか、凸版印刷、という印刷方式をいいたいのか。  たぶん後者だろうけど、それでもどういうところを利点とみているのか。  凸版印刷の一種である活版印刷をいっているのかもね。文字がくっきりしている、とか。  授業で先生が、あるいは、友人の誰かが、口にしていた?
: 「拾い歩き :くずやみたいのでない。 これでもいい?  真の意は他にある。」  「ぶらぶらあるき  いい道えらんで歩く。」  なるほど。  解説してもらうと、拾い歩き、おもむきのある言葉だ。  しかし、一般語にはならなかったね。・・と書こうと思ったんだが、辞書に載っていたよ! 
: 「↑→↑↑↑↑↑↑」  右上向きのやじるし、手書き、一筆書きで、いくつも試し書き。  終わりの二本ぐらい、鏃が立体的でかっこいい。  → 鏃(やじり)。矢の先端、矢先、なのに、やじりともいう。妙だね。
: 「下手人 したでにん げしゅにん }?」  辞書によれば、げしにん、げしゅにん。  したでにん、は無いもよう。
: 「「一番にくいやつが、二番目ににくいやつを殺しゃ、すごくうれしいだろ。一番ににくいやつは刑務所、二番目は死ぬ。(坂■)」  「ぼくなら、一番にくいやつを二番目ににくいやつに殺させる。」」  何をおしえているのやら、坂■センセ。
: 「自照文学」  現代文学でよりも〔主として中古・中世の日記、随筆の類をいうことが多い。〕と辞書はいう。
: 「そうじから帰ってきたら、せんひきがいすの上にのってたよ。だれかがもってきてくれたのかしら?」  おお。左領域でいってる、無くした三角定規だ。  よくwaka君のものだとわかったものだ。名前でも彫ってたかな・・
: 「1つ忘れたと思ったら、ハンカチカヨヨウ、モウキタナイというようなことでした。」  ハンカチカエヨウ、ですな。
: 「今日101を変形して、ポンチイいれてオモロくしたの、ぼくとイ■■ちゃんとノリミツの3人で。」  101はトランプの種目。詳細は忘れてしまったが、場に出した札の数を足していって101になったら負けとか、そういうことではなかったか。
: 「マシュマロ、焼くと、おいしいとか。」  焼いても妙な甘さがあるんだろうな・・
: 「H5I3E1E2C2D4、A1、D4゛D4C2G1A3D5F3D5K1  B1I1D5F2゛D1゛C2D2I2B1゛G2E2D4J5E5F1゛  C3E5D1゛B1゛、C5E5D5B2C2゛h3A3D1K1E5A3  A4E2A5D2D1C2C3゛B3B1゛C2I5B3B1  D1G1d3D3I3E5B1゛D5B2D゛B2A1I3。C3B3゛  B4C3゛I2D5d3D2h1A3K1D1゛。」  簡単な暗号。ちょっと見で読めなければよし、ということでしょう。左領域で「このノート、ヤバイことがかいてあって ・・・」などと書いていたし。  解読。 〔よるなにして、あ、でてしまうとふとん  からとびだしちりがみにてをのば  すのだが、そのときじゅうたんのう  えにおちたしずくがしろくか  たまってるのがときD゛きある。すぐ  けずりとっちゃうんだ。〕  苦笑。  自慰の一場面ですか。あるいは、時間をあけてしばらくしてからの後始末的なこと。  ここまで苦労して書いておくべきこと? とも思うけど、普通は残らないものを残してくれた、貴重なケース、とも言えないことはないか・・
: 「ないすばかち」  これもダジャレ。ナイスバッチ、ってのは野球だな。  本項は、バカをやったやつを見下すようにいう、というよりは、おもしろいバカをやってくれてうれしいよ、というわりと温かい、親しい間柄での感謝または称賛かも。
: 「なんか、やることの多い、このごろだっちい。」  ひょろながい矢印で、右ページに、やることリストあり。

 ・文学クラブカンユウのゲンコウ  シノ■君、シンペイのとあわせてだす
 ・将棋同好会 ――
                     }8日までにだす。
 ・文学クラブ先生にハンコを
                }6日昼 
 ・将棋同好会先生にハンコを
 ・心記フクセイ
 ・老子
 ・明日化学の実験あればレポート

 勧誘原稿は、新入生に配るプリント用かな。もう二月だしね。  両方の部長、会長だから、こまごました事務多し。(弱小とはいえ)  倫理社会の、waka君担当の老子の発表日はまだ来てないようだ。
: 「■■リ 小さいころデベソだったっけ?」  妹のヘソのことをふと思い出した、と(笑)
: 「度胸 愛敬」  男はどきょう女はあいきょう、という言いまわしが浮かぶと、つい、きょうは同じ字かと思ってしまう。  ちがうんだわ。 (マジ、そらで書けそうにない。今)

※ 『1974/02/10 「イブセマスジ」という感じ。』 : 「2/9 数α Gra Rea サイド )勉! 老子+心記 小説」  頁上辺、エンピツ書きメモ。この領域にあるのは、例によって、やることリストでしょう。  数学α、Grammar、Reader、サイドリーダー、などの勉強をせよ。倫理社会での老子の発表の準備、心記の整備(仮メモをフクセイする?)をせよ。小説を読めまたは書け。  こんなところか。
: 「■■リからせんひき  れんめいにはいったことを」  妹■■リに貸した線引きを返してもらおう。(←下の本文にもあり)  同好会として、将棋連盟に加入(支部として登録?)したことを顧問の先生に報告しよう。
: 「しの■くんに しゃざい文」  篠■君に謝罪文、とはなにかな。記憶にないが・・   失礼または迷惑なことでもしでかしてしまったのか、waka君が篠■君に。謎だけど、興味ある。  (まずいことをしでかしてしまった篠■君に、謝罪文を書くよう勧める、ということである可能性は低いと思う〉
: 「のけぞって、のびをしたら、またむねがいたくなった。」  右領域にも同類項、「ぼくはいつもむねをせまくしてるので、たまにひろげると、いたくなる?」  女子の胸のようにふっくらしてるのがコンプレックス? 
: 《かつてみたことのある男子の顔絵》  「「イブセマスジ」という感じ。  1973.2.24のやつ。」  そのとおりで、当サイトでも、display『1973/02/24』に掲載済。  本項では、一年ぐらい前のその自作の絵を模写していると思われる。  なぜ、井伏鱒二が出てくるのか。  肖像写真を見たことがあって、似ている、ということなのか。  井伏鱒二の文章の風合いに、この顔絵は合っている、沿っている、といいたいのか。  この辺りは、よく分からない。  井伏鱒二の写真を見たか文章を読んだかして、そういえばこの感じの顔絵を描いていた、あれはどこにあったか、と探した、みつけた、という順番なのか。  たまたま、昔の手帳など開いていて元絵をみつけ、井伏鱒二の顔立ち、または、文章の風合いが浮かんだ、という順番なのか。  この辺りも、なんともかんとも。
: 「雨あがり一本道を帰りゆく思う桂人は遠く小さく   の最初はどうであったっけ?   さがしてもみつからないのだ!!」  過去に創った短歌を、最近、歌い直したのだが、初形は正確にはどうだったか。  書き留めたものがみつからないのだ!! と。  (そうか・・ この件で過去のノートや手帳を探索中に、前項の男子の顔絵を見かけて、イブセマスジかと思った、・・というつながりかもね)
: 「もしかしたら、これをかいた手帳、だれかがもっていったのでは? 中学の時のが、どうも一冊足りないような気がしてならぬ。」  この足りないような気は思いすごし。手帳、心記関係、欠落無く半世紀後もそろっているのは現在確認できる。
: 「みつかりました、「1971.1.21」  雨上あがり一筋道を人は行く思う桂人は遠く小さく。」  現在、この元歌が載っている手帳のその頁を同様に視認しているが、そこから正確に転記すれば、 〔雨上がり一筋道を人は行く思う桂人は遠く小さく〕となる。衍字、ラスト句点が異同。  そして、次の行に、 〔雨上がり一筋道を人は行く遠く小さく白い傘かな〕という変奏が並記されてもいる。  さらにいうと、これら記事の日付は「1972.1.12」が正しい。(どうしてこんな見間違いをしたのか・・)  1972.1.12 は、中学三年の三学期。高校受験の季節と思われる。
: 「そこで、より気にいったのにしたいので、こうします。
 雨あがり一筋道を帰りゆく思う桂人は遠く小さく
     一本道の方がいい?        」
 二年越しぐらいで、短歌の推敲をしているわけか・・  といっても、その後の知見(情景、情動)によるなにかも、本項の最終形には加味されてるはず。  あるいは、時を経てよいぐあいに間引かれていたりか。  そこまでしても、凡作のままだけど。  本人としては実体験の裏付けのある、思い入れのある心の記念なんだろうけど。  ・・素朴な歌ではあるが、鮮やかさとかキレがないよねえ・・  音数から言って桂人はかじんと読んでいると思われるが、書くなら佳人だしね。
 今、ざっと改作。

雨あがり一筋道を帰りゆく遠く小さい花いろの傘

 素朴はそのままに、まあまあの詩情だ。
: 「今日、買うもの。   ・ノート  心記 冊 5〜6 多すぎ?  世界史用1  漢文用1  補助 3   ・つみき 《図 1×5cm》 これぐらいのいっぱい。」  同形木片多数を積み木として使用したく思ったが、このときは買えなかったはず(売っているのが見つからなかったと思う)。  waka君が幼児の頃、ひらがなが一字ずつ書かれた(裏側にはこれを頭文字とする動植物などが描かれていたか)このぐらいの形状の積み木でよく遊んでおり、それをにわかに再現したくなったからだと思う。  同形木片多数だと、これを組み合わせることによって、広がりのある楽しみ方ができる。  (異形木片何種類かだと、かえって、可能性がせばまってしまう)  同形木片何枚もを敷き並べ、枚数を変えつつ(つまり敷き方を変えつつ)何段も積み上げたあとで、崩れない程度に途中を引き抜いていって、引き抜いたものを一番上にまた積みながら、姿よい塔を造り上げたりするのが、waka君の好みだった。  ⇒ 結局、何年かしてからだったか、また積み木遊び欲求が再燃したため、板材と小型ノコギリを買ってきて、切り離して、紙ヤスリでしあげて、自分で製造してしまった。  自家製の、この同形木片多数の積み木、現在、室内にあり。(小型ノコギリも)
: 「・■■リからせんひき  ・おかあさんから三四郎」  漱石の『三四郎』の文庫本を貸していたのでしょう。三四郎のTV放送関わりで母親が原作をめくってみたくなったり、があって。
: 《四角い平たい物体の図》  前項の積み木の相似形だが、別物としての記事。  (積み木欲しさでいろいろ夢想してて、本項を思いついたというつながりはありそうだ。入手した積み木のしまい方はこうしよう、とかから)
: 「というのものを机の中に入れるとき、机の中が、《 (A)図 》となっているより《 (B)図 》というようにより少ない時の方がはいりにくいことある。なぜなら、(A)ではちょうどはいっても、(B)では《 図 》となって、上につかえるから。   ひきだしに入れやすくするために、中にもっと入れることあり。」  これはなるほどだよね。  言い替えるなら、乱れた少量は整った多量よりかさばる。??
: 「日本論語大辞典母上より金だしてもらいましょう!!  マンガを月1冊しかかわぬかわり、文学関係の本は皆、金だしてやるといったのだから。」  日本類語大辞典の誤記でしょう。(値が張ることもあってか結局買わなかった)  (1974年講談社から刊行されている。これを言っているはず。  覆刻ということだから、もっと昔に、元になるものがあったもよう。  → https://dl.ndl.go.jp/pid/991742/1/1 国立国会図書館デジタルコレクションに「日本類語大辭典」というタイトルで載ってた。晴光館、1909年出版)
: 「ぼくは生活において、ほとんど日光にあたっていないのでは? いつも家の中なのでは?」  9−1 〜 7−3 ぐらいでインドア派だな。児童の頃から現在まで終始。
: 「セブンブリッジ、1 ひと 試合ののち、たがいちがいにはいるようにきって、5人にくばると、すごく手がよくなる。」  前ゲームの札をランダムにシャッフルしなければ、そりゃそうだよ。  当然ながら、他プレイヤーも同程度でしょう。
: 《トランプ、シャッフル図》 「ハメル」 「バララー」  派手だけど、ランダムとは言いがたいシャッフルかな。  最初にハメルらしいので、札も傷みそう。  高校生の遊びなら、まあ問題なし。
: 「いなかの道は町の中を歩くようにはあるけない。村の人たちは、村の道など、すべて、村の人たちのものと思ってるから。」  広々して空気がうまくて、のんびりしててだれもいなくて、・・と思うけど、実は、しっかり見られているんだよね、よそ者は。  今はそれほどのことはないのかもだけど。
: 「2+3を6だって。」  まちがいは理由がよく分からないものも多い。  本項のwaka君のやらかしも、しいて理由づけすれば、2×3のイメージが重なった、とかになるけど、後づけだし。
: 「む :MU  お :O」  直前の項でもそうだが、むと書くとかぎりなくおに似ていたりする、と。  序盤の軌跡、右上の点、気づきにくいけど、マジで七割方一緒じゃんね。あらためて見れば。意外と。  (日本語を学び始めた外国の人なんか、なんでこんなまぎらわしい字体にしたんだ、とか思うかも)
: 「今日、日曜日、昼間、むい|無為にすごしたよう。」  老子の無為にして化す、を知って以降、無為という言葉をよく使うようになっていくはず。  (ただし、老子での用法は、本項のようなマイナス的意味合いとは逆のようだけど)  (ああ、だから、無駄にすごしたようで老子的には善い傾向といえないこともない、という気持ちもまじっているやも)
: 「友だち、例えばお西が、今日くるような気がしたというか、今日の明日のどちらかにくるなら、今日きた方がいい、というきもちがあった。今日あそんであしたやりゃいい。という考え。しかし、お西は、今日くると、明日も、ということになるかもと考え、今日は来なかった?」  まあ、お西は、こういう遠慮をする(できる)やつでもあるよね。  1974年2月10日は日曜日、2月11日は建国記念日で連休。
: 「やる。」  あるいは「ヤル。」とだけあれば、射精した、の意。ここ(心記)では。  waka君、こういうことは律儀に記し続ける。  (こういうの、途中、十年単位の中断もあった気がするけど、現在もまた記し続けてます)

※ 『1974/02/12 三輪車をこんなふうにして、「アメヤ」』 : 「ショール、とは?」  ショールと書いてあるなら、肩掛け、でしょう。
: 「あっという間に時間がたっていく恐怖。」  これはまあ、怖いね。  文章では表わしづらいかも? 映像作品で?
: 「今日の朝、お母さんが外にめがねのはいってるケースを落としたとき、ハコをおとしちゃったといったのか、ジショおとしたといったのか、――― 手帳おとしたといったのかな? とにかく、目わるいの? よくみなかったの? よくしらなかったの?」  誰のめがねをおとしたのか、などなど、よくわからない項。  waka君は、怒っているのか、いぶかしんでいる程度なのか。または、心配しているのか・・  waka君のめがねケースをおとしたのなら、怒って詰問しているようにもよめる。  waka君のめがねケースではないなら、母親自身の物ということになるが、母親はふだんめがねをかけていなかった。時々必要になるから持っていたということはあるかもしれないが、そういう事情は息子の記憶にはないので、決めきれない。  そのうち、忘れたころにぽろっと、謎解きできるかも・・
: 「マラタイ  真裸体?」  通常の語彙ではなく、友だち間の、隠語的なものかな?  真裸体? などと、自分でも謎解きを試みているので、わかってないようだ。
: 「A2■■■■D2h1k1、F3H3H1C3G2  E2 A1I3A5K1E1E5B5E5A3  E1C2゛E2 B2C3C2D1d3D4C1、  B5E5G1A4E5F5゜ーB1ーE5D5  B2A2d3D4D1。」  いつもの簡単な暗号。  解読。  「い■■ちゃん、ふゆやすみ  に あるおんなのこのう  なじに きすしたってさ、  このまえのぽーかーのと  きいってた。」  い■■ちゃんがそんな色っぽいことするとは、ちょっと意外ですな。  しかしなぜうなじなのか。い■■ちゃんに変態気質があるのか!? (ふつうのキスもしているなら、人に伝える場合、わざわざうなじ限定では伝えないだろう)  (伝える、というか、いちおう自慢してるんだろうけど。い■■ちゃんのことだから、幼い妹だったとか、雌のペットだったとか、そういうオチを用意していたのかもしれないけど)
: 「えんぴつ、ほとんどけずられちゃうんだから、ムダといえばむだ?」  そういう捉え方もできるか。  それよりもさ、あらためて見直すと、ああいうシステム、使い方をする道具、よくぞ思いついたよね。ちょっとしたアイデア製品ではなかろうか。  子供のころから身近で当たり前で、気づけなかったけどさ。
: 「ペンホルダーに入れるしん、をうってるけど、あれ買うなら、ほんとのエンピツをぶったぎってしんとってつかった方がいい?」  「ぼくは使えなくなった、チビタエンピツのしんをつかう。」  シャープペンじゃないんだよね。  たしか、・・ふつうのエンピツの芯ぐらい太いのを、ぐっと掴む構造をしている筆記具だった。先っちょはナイフでけずったんだっけ? えんぴつとシャープペンの中間形態のような。  → 物持ちがいいからまだ持ってるかもと、傍らの木製チェストの文具の引出しをさがしたが、さすがにもう捨ててしまったもよう。見当たらない。
: 「赤ツカフジオの「チビタ」の由来は?」  チビタはおそ松くんのキャラ。愛すべき悪ガキ。  waka君の使っているチビタエンピツという呼び方のもと。
: 「カガのハクサン」  加賀の白山か?
: 「オホーツク海、ベーリング海、アラスカ湾のえん岸は大工業地帯になれるかも。」  何を根拠に?  寒くて萎縮しそうな地域みたく感じるが・・  地球温暖化が高じれば、あるいは?  → おそらく、高校の地図帳を開いて、夢想してるんだろうな。この地形はあるいは、などと。  国際政治的に微妙な境界域でもあるので、気候だけでなく、よっぽどの利が生まれるようでないと、夢想のままだろう。  千年単位ぐらいの見通しなら、あるいは?
: 「えん岸  ? ?」  沿岸。
: 「アメリカの主人は大資本家」  合衆国が建前だろうけど、昔は軍産複合体、今ならITメジャーが、渦の中心で超大国を(そして世界を)動かしているように見える。  いずれにしろ、でかくて強くて、何度も新しい切り札の生まれてくる国だわ。
: 「「ワカ■■君はあしたのよしゅうをしなければならないのであった。かなしくもそれは真実であり、かなしくもそれは苦痛であった。わか■■君はこまるっちこまるっちというのであった。」 と一人言。」  笑。  このとおりで、愚痴、考えもなく口から漏れたそれをなるべくそのまま記載したんだろうね。芝居っけもあってちょっとおもしろいかな、と。
: 「百円玉と10円玉が入り乱れてはいっていても、大きさのちがいがあるため、お金をかされて、そのそくめんをおやゆびとひとさしゆびでもち、すこしふれば、 うごかせば、 ずらせば )小さい方の百円玉がポロポロと下におちる。」  お金をかさねて。  100円玉、10円玉、大きさはいっしょだったのでは?  と思ったが、今、現物を調べたら、たしかに、100円玉のほうがほんのわずか小さい。  そして、本文の通りのことをしてみたら、100円玉のほうがポロポロおちるの、再現できた!  → 調べたら、100円玉(百円白銅貨)は当時も半世紀後の今も変わらずに同じ種類、同じ仕様であるようだ。
: 「ふつうのノートでなく、集計用紙(今日かってきた)にかくとか、二行がきにするとかで勉強のやるきが、おこったりおこらなかったりするのかしら?」  道具にすぎないからねえ、気分や外観を新鮮にしてくれる効果はあるかもしれないが、実質が激変するってこともないでしょう。  (本項は用紙の問題だけだけど、後年体験することになる、ワープロやパソコンによる入力という記載方法、これも道具にすぎないはずなのに、これには、意欲がかなりなところまで刺激されたかもしれない。  なにしろ雲の上だった活字が手元でつくりだせるんだから。日本語入力システム、かな漢字変換も素晴らしかった(目が覚めるほどでは足りない、神々しいぐらいだった)。これらによって、多くのものを得たが、失ったものもあったか。文章の中味の軸までとはいわないまでもそれを包む外殻は色濃く影響を受けたのでは。  すでに当たり前になっていて意識していないが、思い返して昔と比較すると、ほんとに革命的だったと思える・・ )  (さらにいえば、今現在もこの精査文章をかくために駆使しているが、デジタル辞書の参照機能、自由自在なネット検索、そういう広く深く速いサポートをうけつつ書き記していける、というのは、昔を思うとすごいことだよね。図書館まるごとを掌中にしているような気分だもん・・ )
: 「集計用紙、行がたてのやつも、かってこよう!! 《 図 》 というやつも。」  すでに買った前項の集計用紙は、横書き用なわけだな。  ともに、B4型ぐらいの大判だったと覚えている。
: 「明日は、朝早く学校へいって、黒板をうつさねば!」  授業の板書を消さずに夜を越すようなこと、ふつうにしてたんだね。(クラスのみなの暗黙の了解の上で)  それも便利は便利だが、今思えばたいした時間でもないんだから、前日の内に書きうつしてしまえばいいのに、という気はするよ。  まー、クラブとか遊びとかつきあいとか、放課後それなりにせわしいから、五分十分をおしむこともあるんだろうな、とは(ノートや心記をこれだけずっと精査していると)もう理解できるけど。  → ただし、waka君の高校は定時制の授業もしていたので、該当教室では、これはできないけど。
: 「かなしくもパーツケェ  なーんで、パーツケェエ  かなしくもある〜〜  という歌。」  替え歌? 節がない平文で読むと、頭がいかれたとしかみえないな(笑)
: 「「美文を読む快感」という句を、田■先生、よく使う。」  華麗な装飾をしている文章が美文、というわけではないと思う、ここでは。  すっきりしていて、頭にするするはいってくる文章、でしょう、むしろ。  磨き抜かれた、無駄のない、美しさ。たぶん、(文学クラブ顧問の)田■先生もそれをめでていた。  → 文章に投影された心のすがたかたち。これが、いわゆる、文体というものではなかろうか。  心のすがたかたちにそれぞれの人の個性があるように、文体にも個性があり、  心のすがたかたちに美しいものと美しさの劣るものがあるように、文体にも美しいものと美しさの劣るものがあるのだと思う。  もちろん、美しさとひとくくりにするのはまるめすぎで、強さとか潔さとか、温かさとか、あるいは匂いとか、さまざまな要素による、よそおいはあると思う。
: 「類語辞典は、外国語を訳すときにも必要?」  参考にはなりそうだけど。  waka君の英語の授業での翻訳のためには、そこまで適切な日本語の語彙を探索する必要性はないかもね。  授業やテストとは関係なく、英語からだけではなく、今だけのことでもなく、できるかぎり最上の翻訳をするためなら、存分にさまざまな手段で探索すべきだとは思うけど。  それでも、手段の一つにすぎない。  ・・等々、まわりくどいことを書いたけど、まあね、類語辞典購入の理由づけ、その補強にならないかな、というぐらいが本項か。
: 「お母さんに別冊マーガレット一冊、すてられたらしい。くそーかってにやりやがって。お姉さんの話だと、何日か前、ゴミばこの中にいれられてあったのみたんだって。」  誰の所有物だったのかな。金は誰かが出したのだろうけど、四人きょうだいで回し読みしてたのは確かだから、共有物みたいなことになっていたか。  それがゆえに、現物管理が曖昧またはおろそかになってもいたのかな。
: 「めし 飯 を飲だって。じゃあすいじ 炊事 のじが飲か、などとも思う。」  言語感覚が一時的に乱れ、連鎖して、か。
: 「「そうしたのなら感じたと思われるくらい」 「そうしたら、その時に感じるのと同じぐらい」(ぼく) }どっちがいい文章?」  部分だけ抜き出してもね。文脈で判断したいよなあ。  (ぼく)のほうが、わかりやすそうだけど理屈っぽいか。  文脈によっては、前者のほうが、するっとしてるかも。
: 「ぼく → ぼくちん → ぼくち」  ぼくちんは、日本語としてありだろう(他の人も口にするだろう)。  その短縮形が、ぼくち、だと思うけど、極私的かなあ・・
: 「しきぶとんの下にかけぶとんを入れるってのは、雪国の習慣?  ぼくも、前、おかあさんかだれかにおしえられてやってた。」  へー、まったく記憶になかったな。  少なくともここ数十年そういうことをしたことはないと思う。  床下からの寒気を防ぐというような意味があったのかも。 → 寝る人がどこにおさまるんだろうね。 上敷布団+人+下掛布団、だろうか。上掛布団+人+下敷布団+さらに下に掛布団、ということかな。 上を重くしてしっかり埋まるということなら前者、床下からの寒気を防ぐというような意味合いがあるなら後者か。
: 「α・うつす!」  例によって、頁上辺領域にあるエンピツ書きは、やることメモ。  数学αの板書とかノートとかを書き写せ、の意でしょう。  前頁にあった「明日は、朝早く学校へいって、黒板をうつさねば!」(をやることメモにしたの)が、まさにこれなのかも。
: 「カラー!!」  これは、詰め襟制服の襟に装着するカラーキーパーのこと、たぶん。壊れたかして、買い替えよ、というメモと思う。
: 「くらいところの、金属。特に、ガスセンなんかは、くらいためにりんかくがわからず、その鏡のような面に他の物がうつったりして、はっきり、たてになってるかよこになってるか、こっちむいてるか、etcが、わかりにくい。」  ガス栓を締めたかのチェックの際のことでしょう。  ガス栓やら戸締まりやらの確認を執拗にするようになる、その萌芽期かも。  (執拗な確認。こういう癖に、強迫神経症的な行為、などという名前があると知るのはだいぶ後年になってから。当時は、世間一般でも、そういう名付け、把握はされていなかったのかもしれないけど。単に、とても慎重な人と認識されていた、とか)
: 「しかし、このボールペンいつになってもインクなくならないねえ。スペアを一週間近く、いやそれ以上前にかって、今か今かと待っているのに。」  いわれてみれば、こころなしか、インクうすくなってきてるか。
: 「ぼくのねまきもどてらも右肩の所が切れてしまっている。」  なんだろうね。  右肩だけ筋肉が発達してきつくなって、ということではないと思うんだけど。  よく動かすから、のほうが可能性高そう。
: 「1時間目が体育の火曜日、ほとんどすれすれか、おくれてやってくる。今日は、カバンのヒモが二度にわたってきれ、おくれ、かつ、はしれなかった。」  自らの行為に、やってくる、はちょっとおかしいか。  この日1974/02/12は述べているとおり火曜日。  切れたヒモを応急で結んだだけなので、走って激しくゆらすとすぐまたほどけてしまうので、という弁明。  (帆布製の白い肩かけカバンと思う。重すぎて紐が切れたか。手提げの黒い学生鞄は詰めすぎて壊れたんだっけか)  (他の曜日はそれほど遅れてないようだが? 要するに、いつもどおりの時間に来ても、体操服に着替えたり、校庭にでたりする余計な時間が必要で、すれすれか遅刻になってしまう、ということではないのかな。だから、いつもより遠く校庭まで「やってくる」というニュアンス?)
: 「なぜ、Y談という?」  Yではなくて、猥褻談義、猥談、だから。  猥褻 ・・意外と難解な字だ。褻の部首は衣かな。  (調べたら、ハレとケというときの、ケがこの褻の字)
: 「Y Y ぼく、こうかく。」  2字目のY(ぼくのかくY)、すこしキザな?
: 「θ :先生  θ :ぼく  )スィーター スィータ のかき方」  先生は反時計回り、ぼくは時計回りにかいてる感じ。  ネットで調べたが、どちらが正式なのかよくわからない。 先生の反時計回りが正解っぽいけどね。ぼくの時計回りは Q とまぎらわしいかも。
: 「Y Y」  右斜め棒と下棒をつなげて書くか、左斜め棒と下棒をつなげて書くか、の差か。
: 「けしごむひろう、そのときもおれい  次の授はじまる前にも礼  これが、男殺し、  タ■さん→オノちゃん」  タ■■嬢関連の記事か。  消しゴムを拾ってくれた御礼を丁寧に重ねる。こういうのが男心をくすぐるんだよね。などと、評しているもよう。  なので、waka君が眺めている二人ということになるので、オノちゃんは男だと思うんだが、この姓の男子が2年A組のリストにのってない。  別字なのかもしれないし、解釈がまちがってるのかもしれない。
: 《逆さにした三輪車であそぶ絵》 「三輪車をこんなふうにして、「アメヤ」をやったことあったなあ、ガキの頃。」  飴屋。  ネット検索したら、わりとたくさんの人が同じような遊びをしていたみたい。  焼き芋屋さん、アイスクリーム屋さん、などがほとんどで、飴屋さん(のつもり)というのはとりあえず見つからなかったけど。
: 「学校はならう所であり、成績をためす所でない。(■野先生)」  そう言われると、成績をためす所として利用してもいいのでは、と口答えしたくなるな。
: 「か■■さん  いと■■しんぺいにし■■」  一行目が、か■■嬢。  二行目が、いと■■、しんぺい、にし■■と男子三人。  みな、waka君と同じ、2年A組だが、名前の羅列なので、どういう記事を書くためのメモだったかは、不明。  当時はこれだけで、思い出せたんだろうけど。
: 「いこうか いくまいか 図書館へ」  この仮メモも、さらになにか、付随するちょっとした事情、心境などがあったんだろうけどね、もう不明。再現不能。
: 「しにせ ?漢」  老舗でしょ。
: 「かがみ  かみ:かみをととのえたりするときいる?」  発音も近いし、鏡と髪につながりがあるのでは、ということかな。  辞書によれば、鏡は「影見(かげみ)」とのこと。  髪の毛のかみはたぶん「上」だろうから、同根というわけではなさそう。
: 「金竟 :2つはなれてるみたい。 鏡」  鏡という文字、偏と旁が分離してみえた、と。  手書きで? 活字でも?  いわゆる、ゲシュタルト崩壊か。
: 「頭がよすぎる、というよりは、がんばりすぎる、あの人を○○さんにすると、家のことをよくとりしまってくれるような気がする。 すごいかってでてきとう。」  ○○さん=おくさん、またはよめさん、でしょう。  伏せ字は、さすがに(ずうずうしくて)気がひけて、と思われる。
: 「先生は、研究空にかえる10分の間何するんだ。  正味は6分だろ。」  研究室。教務室のことか。  授業間の10分というのは今思えばかなり短いけど、生徒にとってもそうなら、先生にとってもせわしかっただろうねえ。  いや大人にとってはさらに短く感じる? 今の私のように?  あるいは、毎日毎日それで慣れてしまっているので、生徒も先生ももう短さを感じていないのかも。  (・・いや、そうか。生徒は、午前中が四時限あれば、ぶっつづけで50分+10分というサイクルで埋まることになるけど、教師は、かならずしも四コマぶっつづけとはならないのだろうな。そう考えると、わりと余裕ありなのかも。このあたりの具合は、本職の人に訊いてみたいところだ)
: 「余裕を余裕」  後者は示偏。
: 「赤面するときは、体中赤くなってる?」  真偽は調べてもよくわからない。  体も赤くなっている、という説明は見つからなかったが、体は赤くなっていない、という説明も見つからない。  → チャールズ・ダーウィンが「ヒトは赤面する唯一の動物である」と言ったとか。  他の学者さんの説では「私は今とても恥ずかしいのでこれ以上注目しないで」というサインを送っているとか。  そういうことならば、顔の表情として赤くなるのが一番効率的なので、体のほうが赤くなるとしても付随的なものかも。  よって、体は赤くならなくてもあまり問題なし。結果、真偽はよくわからない。  → 自分の体験をなんとか思いだしてみると、恥ずかしくて顔は火照っていても、服の下の体のほうは震えていたり、血の気が引いていたり、なんてこともあったような。でもはっきりしない。
: 「偶然かがい者になること少ないが、偶然ひがい者になる害多い。(サカ■■)」  当たり前といえば当たり前。サカ■■先生の教え。  偶然加害者になる、という場合ってなんだろう。  過失全般はそれに該当する? うっかり、とか、意識しないで、とかは、偶然と言えるんだろうか。  上着を着ようとしたら、そばにいた人をぶん殴ってしまった、とかだが・・  故意でもなく過失でもない、加害者、加害行為。思い浮かばない。  →  自動車、これにかぎらず機械は完全無欠ではなく、一定の確率で事故を起こす。  食品も、一定の確率で、食中毒を起こす。  自分たちの売った自動車がたまたま不良品で、人が死んだ、たまたま自分のだした料理が食中毒を起こした、こういうのを偶然の加害行為、といってしまっては、ひどいか?  ただ、大きな目でながめれば、マシンや人が、まちがえ、失敗するのは致し方ないことなので、たまたまその人がそのとき加害者になった、という捉え方もできないことはなさそうだが・・  故意ではないんだけど(人を殺すために自動車を売ったり料理を出したりはしていないんだけど)、過失ではあるんだけど、一定の確率でどうしようもなく起こってしまう過失であり、たまたまそのとき発現した過失の当事者、加害者になってしまったのだ。  ・・まあ、考え方かな。本人がこれを言ってしまったら、糾弾されるしかないが、第三者それも心の冷たい観察者から言わせれば、偶然の加害は、成立しているのかも。
: 「ふりょきの教科書の部分  教科書 A のふりょき B の部分  どうちがう。」  ベン図つき。  同じ事を言っている。前者は円Aで述べており、後者は円Bで述べているだけ。  ということだね。  ふりょきは、『俘虜記』大岡昇平。現代国語の教科書に一部分が掲載されていた。
: 「どうちがう  どっち」  これも異根だよね。  異根だけど、かなり似ていて、響き合うような意味で、おもしろいよ、ということなんだろう。
: 「こやしない きやしない」  両方ある。なぜか。  どちらも正解な気がする。  カ行変格活用で、未然形が「こ」、連用形が「き」。  こない、があるので、否定形である、こやしない、は自然に聞こえる。  きたりしない、とほぼ同意同形なので、きや+しない、も全然おかしくない。  これに(なぜか両方あることに)気づく感性が、ちょっとえらい。
: 「あの人ら、なんでそうじもやらず、早くかえった。 「■■君あしたやりましょうね」だって。  他の人にへんな風にキコエタ?」  いつものように放課後の掃除をやりたがっているwaka君に「■■君あしたやりましょうね」と言ったのは、状況的に女子だな。  文句、不満を書いているんだろうけど、のろけている疑いもあるか。(もちろん妄想がらみの自意識過剰で)
: 「今日もこの前の雨の日もひろこうじまでバスで帰ってきた。」  広小路という交差点がある。waka君の家と高校との中間点より多少家寄りぐらい、せいぜい。  waka君の家と高校とは、自転車で15分ぐらいだから、徒歩でもどうということはない。  雨で自転車ではないから、とはいえ、バス、乗って数分だろう!?  うーん、まあ、ぜいたくといえばぜいたくだが、ささやかなむだづかい? 日々に変化も欲しくて?  (本項の文面からいくと、今日も雨だったとまでは言っていないか、もしかしたら)
: 「小さいころ、学校の旅行で、ぼくの■■の前通ったとき、あ、ぼくんちだ、とほんとにほこらしくていったことある。」  小学校のバス旅行で、出発してすぐ車窓から見えた。(前項とバス関わりでつながっているもよう)  ■■は家業の職場。男児waka君の自家自慢。  遠慮も何もなく、ストレートだよな、男児waka君。  素直に誇らしいだけなんだけど、偉ぶっている、何様のつもりか、など陰口をきかれそうで、おっかないよねえ。その恥ずかしさに気づくのはまもなくだと思うけど、見当違い、了見違いと思い知るのはだいぶ経ってからかも。  (家や職業がどうであれ、俺個人の力量や価値と関係があるのか、所詮別物では、など、身の程を知り始める時期がちょうど本項を書いている年頃かも)  (うん。まあ、男児waka君の認識では、友だちはほぼみんな、ほがらかで明るい。上のように遠慮無く誇っても、陰湿な思いをいだくヤツがいるなんて夢にも思ってないな。だから、まるで無防備に誰にでも明るく笑いかけていたような気がする。・・友たちもそれに応えてくれたけど・・)
: 「完全変形の101はすばらしいけど、ポンといことばが、耳からはいるとびくんとして、すごく恐怖になり、口からだすときはとても楽しい。」  トランプの種目。仲間うちで改造してる。  ポンは麻雀のポンと同じだけど、流れが断ち切られるので、ただでさえ、びくっとするのはわかる。  しかも、その改造ルール上では、ポンをされるのはかなり痛く、するのは逆に快感なぐらいなんだろうね。  賭事の醍醐味に染まりはじめ、ういういしい頃。
: 「フィアンセ ファイアンセ )どっちがほんと?」  パソコンにとりこんである「ジーニアス英和辞典 第5版」で発音を聴くと、フィだな。ただアクセントは、ラストのセにあるような。フィアンセィ、ときこえる。日本語では冒頭になってるが。  でもまあ、フランス語だそうだから、「ジーニアス英和辞典 第5版」のは、それの英語風発音ということになるのかも。
: 「かけぶとん、6枚もかけてる。」  現在は真冬でも、3〜4枚かな。  一番上に重い布団かければ、わりとあったかいぞ。
: 「あさってのバレンタインデー、けっして期待するな、かなしみが残るだけだ。」  爆笑。  とはいえ、やがてかなしき。  二十代前半までに、義理チョコ以外のをもらったことあるか? いやない(^^;;;  (境界領域の義理チョコというのはあったかも。いやあ、苦しい、義理は義理だな)
: 「いざいきめやも :?」  風立ちぬ、か。
: 「しかし、あの人はたぶんもう、○○君の女なのだ。そうなのに、みれんがましく、考えてるなんて。なおかつ、死ぬほど好きなのではなく、ちょっとすき、だというのに、ちょっとすきなものまで、自分の物にしたがる? エゴイスト。 でも、男っぽい。(テキトウ)」  「というより、 プレイボーイッポイ。カオミロ。」  あの人がタ■■嬢なら、○○君はオカ■君、でしょうな。  〜などとずうずうしくも言っているけど、オカ■君なみのプレイボーイのつもりか、鏡で自分を見てみろ、といましめているところ。
: 「二人で愛を育てていきましょう  使い古されたぞくないい方!」  使い古されるぐらい使われ続けているんだから、真心の宿ることのできる言葉なんだよ。  俗だといってけなすばかりでは、お子様だぜ。  ・・まあ、とはいえ、もうちょっと気のきいた言い方はありそうだ。

 ぼくは君となら、歩いていきたい。・・君はどうなの

 いかがでしょうか?
: 「農夫  農のう 野の >関係ある?」  関係ないね、辞書的には。のう(農)は音、の(野)は訓だしね。  がしかし、耳での味わいとしては、濃い縁ありと聞こえているはず。  だから、waka君もこうして、記事にしたと思う。
: 「亀■先生、も’みじ を もみ’じ’」  アクセントは前だよね、東京語では・・
: 「感銘  カンメイ  カンミョウ ぼくよくいう?」  カンミョウなんて、読まないよね、ふつう。  授業で先生がそういったなら、3項前からのながれで亀■先生になるけど、国語の先生だから、さすがに可能性低いかも。  ならば、やっぱりwaka君か。「カンミョウを受ける」とか口にしてたのかなあ・・  感妙や感明みたいな字もうっすらうかんでいたり?
: 「化学」  の授業ノートにある仮メモをここに清書、ということらしく、4項目分の空白。  化学の授業は実験主体が多いので、このときも心記にちゃんと書きこむヒマがなかったんでしょう。  (心記に書きたい記事4つを化学のノートにとりあえず走り書きで済ました、と。化学のノートは何十年も前に廃棄しているので、その4つの内容は永遠に謎)
: 「じゅつご じゅくご >どっち正しい?  しらべる!!」  述語、熟語、どっちも正しいが。  述語をじゅくごと誤読することはまずないが、熟語をじゅつごと誤読することは(何かの拍子に誤読しそのまま定着しそうになることは)ありそうな気がする。  よって、ここは、熟語の読みについて述べている、に軍配。  (それとも、授業で先生の言葉の中で、述語、熟語、どちらかはっきり聞きとれなかったところがある、気になる、調べて結着をつけておきたい、ということか・・ しかしこの場合、調べるといっても、クラスメートに訊いて確認してみる、ぐらいか。・・ううむ。こっちかなあ、可能性高いのは。・・いや、やはり、こっちだとしたら、事情というか前提を省略しすぎていて不自然かも)
: 「化学の時 カミひろう かみひろう」  ただそれだけのことなら、記事にする意味がわからん。  いろいろ書かれている紙を拾った。ならば、内容から落とし主が想像しやすいのでは。よって、より重要な、内容や落とし主について何かひと言ふた言あってしかるべきでは。  髪を拾った。目だつぐらいだから、当然長い黒髪。女子のだろうね。おお、という余韻を感じている。これだけで自立できているかも。  以上吟味の結果、後者、髪を拾った、に一票。(笑)
: 「腹がくちる いっぱいになる。 )こういう語ないの?」  あります。  と思ったら、辞書的にはちがうらしい。腹がくちくなる。腹がくちい。つまり、形容詞だそうな。
: 「てきよう 適」  適用ならそうだが、摘要ならちがう。
: 「22ナニ  NININANI KOKONANI」  ここナニ、ともよめる、と。  ナニも、十二とよめるぞ。  22+2、かもしれん。
: 「調停を調■  停」  ■は、糸+亭。無い字のようだ。
: 「世界史、となりのフク■■とイチ■■、右前のオカ■ねてる。」  席位置図も。  だいたんですな。近場に三人もいるってことは、そういう扱いになってしまった課目、先生、ということになるか。  昼食後だったり?  基本的に、世界史、眠くなるほどつまらなかったのかも。カタカナの固有名詞や様々な事跡や西暦年の羅列をえんえんときかされる、という風か。  (先生のおじさん声も、穏やかで波少なくここちよく、おしなべて睡魔を呼ぶに適切な呪文化していたり)  個々の人物とか、国々の興亡とか、興味をもてばいくらでも楽しめるとは思うんだが、細切れで詰め込みすぎなのかもなあ。
: 「ふくしゅう 復○ 複×」  復讐 復習 どちらでも、行人偏。  讐  には、むくいる、あだ、などの意があるそう。
: 「 《図あり》 ∠βの外角はα+γだと思った。βの外角はα」  外扇ともよめるが、しらべてもそういう語はないので、外角。  http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/math/zukei03.htm 左は、外角について同じことを言ってる。
: 「数学の問題黒板にかくのは、グループで問題考えることにすればいいのに。」  ちょっと意味不明だが、黒板にかいてあれば皆がいっしょに眺められるんだから、個々で解くのではなく、皆でいっしょに解くような形にしたら(ディスカッションにしたら)、という思いつきか。
: 「なまきをさく  好きな男女をなまきをさくようにはなしてしまう、せきのへんせいがえ。」  そこまで悲惨なことじゃないだろうに。べつに、教室はいっしょだしさ。  大げさにして、茶化してみたってところ?
: 「〜をなまきをさくように〜する  〜のなまきをさく。  }どっちが正しい?」  正誤ではなく、直喩と暗喩の違いってことだよね。  (なお、「〜ように」等をつかわず、直接結びつけて言い切ってしまうほうが「暗喩」)  (ただ、生木を裂く、の場合、比喩だとしても、もう慣用語化している、ことわざに近くなっているかも。  だから、「二人を生木を裂くように別れさせた。」と書くと、いかにもありきたり、よく聞くフレーズになってしまって、若干不本意だろうな、純文系の書き手なら。  逆に、ありきたりでもなんでも、「二人を生木を裂くように別れさせた。」が、めきめきと音が聞こえるようで、捨てがい優れた言いまわしと感じる書き手も少なくないと思う)  (いっぽう、「二人の生木を裂いた。」は、まだ耳になじまない。暗喩だからこそなのかもしれないけれど。「むつまじい夫婦の生木を裂いた。」これならありか。びみょうだ・・)
: 「サク■もキリ■■もD1■■■■さんを好きだったんだっけ?」  サク■君、キリ■■君は、クラスメート男子。  D1■■■■さんは、タ■■嬢の暗号化。
: 「数学。先生問題さす。タツオとフク■■、うしろの黒板でがんんばってるが、まだもどってこない。 タツオ何かぶつぶつ ぶこぶこ? )いってる。いいつつかいてる。ツィッツィッ つぃっ≒ちっ とも舌うちしだす。」  先生が、これらの問題を解けと、タツオとフク■■を指した、ということでしょう。  教室うしろの黒板に二題書いて、それぞれ解かせながら、前の黒板では授業を続けている(他の問題の解法など説明している?)のだと思う。  waka君はその前の黒板を向いているわけだけど、うしろからタツオのぶつぶつや舌打ちが聞こえてくるよ、と。
: 「先生にも、やわらかい文句をいわれる。しかし、ぼく、悲しまず、ワラッテル。ダメネエ。」  うしろの二人が、難渋しているので、先生がやんわり急かしている、のかな。
: 「ぼくは人が こっけいな さいなん(真実ひげきなのだが、ぼくはいたくもかゆくもきもちわるくもない)にあうと、タノシクなってしまう?」  友のピンチのはず。無慈悲だなあ、waka君。  (というか、指されたのが自分なら、確実に、もっと悲惨を晒しただろうに)  タツオは文学クラブ仲間、フク■■は将棋同好会仲間。
: 「O君、〜さんのこと、〜という.  オエイ  オエイとよびすて」  O君はたぶん、女子の友だちの多い(waka君からみれば女たらしの)オカ■君。  彼が、オエイ嬢(オエイさん)のことを、オエイと呼び捨てにしている。ということだろう。  女子を呼び捨てにできるオカ■君がうらやましくてしょうがない?!  オエイは、永子などの名前をお永と呼んでいるのだと思うけど、女子同士ならこの呼び捨てがふつうということか。(waka君があえてそれで呼ぶとしてもさすがに、さん付けははずせない)。姓が不明なので、誰のことだか今となってはよくわからない。
: 「オと手話してる」  オカ■君が(女子と)手話してる?  うーむ、身振り手振りで意思疎通してる、ということで、本物の手話をしているということではない、おそらく。  (これももちろんうらやましい)
 → いや、これは、「オとタ話してる」にも見える。オカ■君とタ■■嬢が話してる。オエイ嬢とタ■■嬢が話してる? タはタ■■嬢以外?
: 「去年の卓球の話  わたしがまけたのにかって、ホッとしたわ」  謎文章だが、仮メモだからしょうがないかなあ。  例えばチーム戦で、自分は負けたけどメンバーが勝って勝ち越して、ホッとした、ならわかる。  (六月頃の球技大会関係だろうけど、半年以上もしてから、ホッとしたことを反芻している。唐突に浮かんできたんだろうか。この唐突ぶりのほうがもっと謎かもね)
 → そうか・・ 前項が「オとタ話してる」だとしたら、本項はその話題の中身なのかも。としたら、waka君の独白ではなく、女子のセリフになる。(他人同士の話が漏れ聞こえてそれが去年の卓球の話で唐突だと感じてもそれはその人たちの勝手だよね。そうか、その唐突ぶりが妙でひっかかりメモしたわけか? → さかのぼって心記を調べたら、そのクラス対抗の大会でやはりたしかにwaka君も卓球のメンバーだった。ならば当然、他人同士の話だとしても思いあたる所があったか。ああ、なるほど、こっちか)
: 「自信をもって、だれもうらまず、日々を生きていかねばならない。」  単純だけどちゃんと実践できれば、立派だよね。好ましい青年像。
: 「あしたバレンタイン、もらえなくても泣くな。むしろ、もらった方がめんどうでわずらわしいっち!!」  負け惜しみふうの、励まし。 分相応を受容していく青年像。
: 「人間は、いつかは、何かに負ける。」  チョコをもらえるヤツだって、いつかは。 という呪い? (^^;
: 「悲しきなんめり」  溜息? 笑。
: 「耳なしほきいち、とばかり思ってた。ほういちだったみたい。」  耳なし芳一(みみなしほういち)は、安徳天皇や平家一門も関わる怪談。  塙 保己一(はなわ ほきいち)は、実在した江戸時代の国学者。  盲目ということでは、通じてる。
: 「■■和香■生誕18年祭   18年き こうはいわぬ?」  18年忌では、死亡後18年になってしまう。  ただし、神道の神葬祭では、回忌ではなく年祭というようだ。
: 「8:30〜 ― 現、β、(Gra)、世、物の(予)   9:00〜 ― 心記フクセイ   11:30〜 ― Gra(予):さされるぞ!!   12:15〜 ― サイドリーダー」  この日(1974/02/13 水曜)の晩の、予習等のスケジュールでしょう。(あくまで目論見)
: 「鼻の左のふもとより、鼻の右のふもとの方がふくれてる。なぜー? ずーと前、右めがしらにできたおできのため?」  ということは(勉強しようと机にすわっているのだけど何かが気になって)手鏡で自分の顔を眺めていたようだ。
: 「イカとは、オカ■■■■君の事?」  あだ名がイカってこと? 由来が知りたいね。  オカ■君のフルネームが書いてあるのだが、岡■姓は、同学年に4人もいる!  あえてフルネームを書いているということは、クラスメートのいつもの岡■君とは別の岡■君だから、という可能性が濃厚?  (参照している、高校二年時の修学旅行のしおりにある学年全員のリストには、姓のみで載っていて、下の名前はわからない)
: 「きのうのお父さんの話。  お父さんは、兵隊にいったときとてもひもじくて、人間はこうもいやしくなれるものか、と思ったという。しかし、そういう経験は貴重だという。そのあと、した■のおじちゃんが、そういうのを、理解するには、「人間の条件」というのを読むといい、といった。」  父、叔父(ス■■おばちゃんの夫)が同席ということは何か、会合があったのかな。  叔母夫婦が顔見せにきての夕食、という程度かも。(としたら、男は、祖父、父、叔父、waka君。女の数はそれ以上になる)  『人間の条件』1958年に出版された、ハンナ・アーレントによる政治哲学の著作。  『人間の條件』1956-1958年。五味川純平の長編小説(全6部)。映画も有名。  後者のことだろうね。
: 「自然の木やきり株で、《 絵 》というような将棋盤をつくりたいっち。」  悪い趣味ではないが、本格的にこういうものを制作してもらうと目が飛び出るような値段になりそう。  自宅の庭に切り株があって、あるがまま自作するなら、たいした手間ではなさそうだし、これで対局すれば野趣もありそう。  ただ、雨ざらしだから、枠線とかは描いても彫っても、ぼやけていくんだろうな。  (それにこの場合も、通常の大きさの将棋盤が描ける切り株となると、そこそこの太さ。そのぐらいの庭木があったってことは、都会なら相当な資産家だよ)  想像の中で楽しむのが相応かな・・
: 「この頃、やたらにねる。」  いちおう、成長期だから。  勉強を怠け惰眠をむさぼっているのだとしても、まるまる無駄ってことにはならないでしょう。
: 「今日、テラちゃんやトッちゃん音楽室あたりでフォークやってたら、■■シロに何かいわれたんだって。注意みたいな皮肉みたいなもの。」  ■■シロ先生、なのかな。  音楽の先生ならば、音程がもうすこしととのっていないとただの騒音よ、とか?  文系の先生ならば、歌詞がありきたりだけど元気があるね、とか?
: 「■■和香■生誕18周年。」  盛んに書いてるが、まだ一年も先だよね。十八才は。  そもそも誕生日でもないしね。なんなんだ・・(笑)  → 華々しい言い方なら18年祭かと思ったが、葬式関係との混同もありそう。18周年ならどうだ、まぎれもない。ということ?
: 「後輩が先輩に手紙をかく。こんど試合がありますから、ぜひ手助けにきてくれないでしょうか、という、まるで下手 したで にでた手紙。 しかし後輩としては、先輩みたいな足手まといで、めんどくさいやつはいなくてもいいのだが、慣習として、また、今まで下手にでてばかりいた習慣のため、心にもないことをかいてだす。 先輩としてもいきたくないが、これほど下手にでられると、行かなきゃわるいような気になる。 よくしった人なら、これまた下手な手紙をだして、ていねいにことわり、両方とも平和にするのだが、そういうつくろいのきらいな人、バカ、めんどうなのがきらいな人は、のこのこでかけて、ともにそうしようといい、かつ、ともにそうしたくないことをやる。アホクサ」  やだなあ。ねっとりしてて、高校生らしくないわたりあいだ。  フィクションであって、リアルはあまり反映されていないことを希望。  ただし、大人の世界では、ままあることかもよ。  アホクサのようだけど、カタチはとても大事、とわかってくると、なおさら。

※ 『1974/02/15 先生の方にむいている?』 : 「きっぱりと気力つけるため、以後、ここをしっかりとした字で書いていこう。」  という理由らしくこの頁冒頭からいきなり、一行二段書きの細字状態。
: 「なんかウツ状態が続いているなあ? 太りすぎたため、よく寝なければ気力でなくなった? 文学書を読まなくなったからいけない?  今日の帰り、何か文学書、探してきましょう!!」  寒い季節なので、気持ちが上がらないってこともあるのでは。  2/15は、バレンタインデーの翌日。そちら方面のダメージもあったのかな? (具体的には何もなくてもぼんやりしたよくないものを残した、とかはありえる)
: 「偉大な人はその行為に感化される多くの子供を生んでいく。」  実の子、ではなくて、心(知情意等々)の継承者という意味だろうとは思うけど。  が、waka君のことだから、たくさんの女子にたくさん子供を産んでもらって、などの妄想がらみかもね。
: 「名前つけてください、といってくる。私たちはこんなのを考えたんですが・・・わりと気にいっているんです。―― それはエンギの悪い名。しかし、エンギわるくてもいいとその名になってしまったとき、後々でエンギワルイということが、その子にえいきょうするかもしれない。そこで、すぐにエンギワルイといってはだめ。」  これは、人からよく名づけの助言を求められる、父の話をきいたあとに記している可能性高し。
: 「サ行の名はエンギワルイなんて、もう名のついている人の中でいっちゃだめ。」  サ行の名は擦過音で、マイナス系の語感があるから、あまりよくないというのが、父の持論。  (TVニュースで容疑者の名前にはたいていサ行音がある、とかいってた。 ← あくまでもwaka君の父親個人の見解です)
: 「座標を座■だって。」  ■は、標の右下が、土か。
: 「r2を√2とみた。(‘アールツー’を‘ルートニ’と・・・)」  「F上 エフジョウ を 下上 カジョウ と読んでこんがらがる。 漢は?」  こんがらがる、辞書には載っているけど、漢字はなさそうだ。  これら、数学の授業でのことでしょう。次項が数学αの終わり際の記事だしね。
: 「αの■■ミネ先生、鐘が鳴ってもかならず超過して黒板を書き続け、書き終えてもそれをみてたたずんでいる。それからまた説明。いつも、55分か60分授業のつもり。小さなようでもウラミかってるのも知らないで。」  これは心記でもたびたび文句書かれてるよね。  たたずまれたら、たまらないよね〜 (^^;;
: 「タツオ、T・Sさんの となりになったばかりに、いいよれない。もし、ダメといわれたら、以後トナリにいて、きまずくてしょうがないから。  やはり、すべて一長一短。」  T・Sさん=高■すみ■さん。タツオの想い人、妖艶。  席が隣になれただけでも幸せだよ。  タツオ、イケメンというわけではないんだけど、実行力、統率力などあるし、世話好きだし、いわゆる仕事のできるヤツなんだけどね。  前年秋の、文化祭実行委員長。
: 「古典文学、もっと理解し、味わいたい。」  よい心がけだ。  ただし、古文の品詞分解とか活用とかの地道な学習は苦手。
: 「奥を■」  ■は、奥の中味が大。  この誤字は一度や二度ではなく、書き癖になっているかも。
: 《 絵図 》「ぼくの机。ノートも本も先生の方にむいている?」  この絵では左前に先生(または教壇)が位置しているわけだが、右前に先生(または教壇)が位置している時、はたして、ノートや本を、右に傾けるかどうか。どの場合でも左に傾けるのが癖、書き癖なのでは? (つまり先生のいる方向はあまり関係がない?)
: 「陥を陥」  2字目、縦棒が中央で伸張。
: 「強力 きょうりょく ワイド  を、強 カワイド かわいど とよむ」  これは面白い。  一回、かわいど、と読んじゃうと、しばらく戻れないね。
: 「アキラ、ゲタバコの中に名はないが、1Cの女の子からの手紙はいってたんだって。」  後輩女子に慕われて、青春ですなあ。  アキラは、軟派っぽい雰囲気があるけど、話しぶりにも話しの中身にも癖があっておもしろいヤツ。
: 「第1の明線までの距離を計る。 「光線」と同じような意でつかっていいのでは?」  なんことやらよくわからないが、物理の授業関係ではなかろうか、と推測。  で、この「いいのでは?」が右上がり気味に書かれているのだが、
: 「こうかくと、なるべく紙面をつかわぬようにかいてるようだが、以後、乱れてもいい先例を与えるようなので、まっすぐかいた方が、紙面節約になる。  これでいいの?」  書いてるそばから次々、注記が派生しているような項。  当頁冒頭の「以後、ここをしっかりとした字で書いていこう。」の方針がまだ生きているようだが・・  意は、目先の節約のため乱れを容認すると、乱れが常態化して結局大きな無駄につながるぞ、ということだろうね。  が、この頁の右領域をみればわかるとおり(やはり、案の定)しっかりした字と統制はどんどんゆるんでいくようだから、このいましめは程なくむなしいものになりそうだ。
: 「before ビフォー ビフォア }どっち?」  パソコンにインストしてある、ジーニアス英和辞典 第5版 (C) Taishukan, 2014-2015 に発音してもらうと、ビフォア、と聞こえる。
: 「ぼくのこのボールペン、永遠に出つづけるのかしらね?」  インクほぼないのに不思議なぐらいまだまだ書けてる、と。
: 「1μ=10-6m=10-4cmを、10-6m=10-8cmにしてのち、データ乱れ、μとÅの値がイレカワル。」  物理の話かな。  μ:みくろん、Å:おんぐすとろーむ、でそれぞれ変換。
: 「ナカジマでイセ物語とアンナカレーニナ買ったら、男の店員の人に期末テストいつ、とか、もうあそべないね、などとはなしかけられた」  中島書店。  伊勢物語、この頃にも書籍入手していたのか。しかし学習参考書程度で、このときにはのめりこむこともなく、その書籍もどうなったか記憶にない。  アンナ・カレーニナもこの時期か・・  それにしても、その男の店員、ちょっとなれなれしいよね。そう思っても口にださないのが、本のソムリエでは?  (うーん、制服でわかるので高校のOBだったり、他の知り合いの生徒と勘違い、なども考えられるか。店員ではなく、店主かその息子ということも。 ・・こっちは覚えてないが、あっちがこちらがどこの息子だかわかっていて、という場合もありそう。世間は意外と狭いから)
: 「今日のバレーボールで何度もたたいたため、右手おやゆびのもとの手前あたり、いたいた。」  痛し、と。  そこが痛いというのは、アンダーハンドサーブのためではなかろうか。
: 「アンナカレーニナ、角川文庫かと思ったら、新潮だった!」  角川ファン、という書き方だ。  当時は、新潮はイマイチの位置取りだったのかな、waka君の中で。  (そういえば、国語辞典も漢和辞典も、何十年もつかってぼろくなったのが手元にあるけど、どちらも角川)
: 「床しい」  精選版日本国語大辞典 (C) SHOGAKUKAN Inc.2006 によれば〔動詞「ゆく(行)」の形容詞化。心ひかれ、そこに行きたいと思う意。「床」「懐」はあて字〕
: 「恋と戀」  手元漢和辞典(角川漢和中辞典)によれば、恋は戀の俗字だったそうだ。
: 「伊勢物語、わりと話、続いている?」  お話が段ごとに独立してこま切れ、というのばかりではなく、段と段で話が続いているのもわりとある、と言いたいのではと思う。たぶん。  → ここに見える通りのノート(心記)の様子、項ごとにこま切れな書き方、構成は、どこかしら遠く伊勢物語のそれらに通じている気がする。伊勢物語という存在に、waka君の(私の)心がなじむのは、なつかしいような親しみを感じるのは、そういうところも大きいと思う。
: 「忘るなよ程はくもゐになりぬとも空ゆく月のめぐり逢ふまで」

忘れないでください
隔たりは雲ほどにもなってしまいましたが
空を行く月が
まためぐりくるように
きっと戻って
お会いしますから

                       (拙訳)
: 「亦 = ■?」  亦の旧字(正字)が■(戀の上部)ということは無いようだ。  既述の通り戀の俗な書き方で(省略してまるめたら)たまたま亦+心になっただけなのでしょう。
: 「アンナカレーニナ、上下だけかと思ったら、中もあった!!  しんちょうのアンナカレーニナ中、買!!」  買え、と。  おばかだねえ。でもあるあるだな。
: 「9:00〜9:30|化学、α(予)  9:30〜10:00|Gra(予)  10:00〜10:20|漢(予)  10:20〜   アンナ・カレーニナを読!!」  当夜の目論見か。予習関係は手早に済ませて、と。  当頁冒頭辺りの「今日の帰り、何か文学書、探してきましょう!!」をさっそく実践してるわけね。
: 「はやくねた方が体にいいよ。  アネキ、イジワルニモイウ。」  いたわってくれてる、とはとらないんだ。あるいはそうとるのは恥ずかしいか。
: 「このごろ、学校でトランプ、うちですぐねるのばかり。」  そっか、前項のアネキの言葉は、いつもの惰眠へのいざないなので、イジワルってことになるのか。  上の目論見、はやくもなんだかあやうい?
: 「またぼくの机の上、狭くなった。机の上の本etcをどんどんよんで消化していこう。」  記憶によれば、左手奥の机上螢光スタンドと手元のノート二冊分ぐらいの面積を除くと、あとはすべて物が積まれていたかも。机上に本立てもあった気がするが、それにも物が詰まっていたり積もっていたりした。
: 「租成をせいせい 生成? とよむ。」  租成も、組成の(このノートに転記した際の)誤記だろう。
: 「チャイルドゥ、チャイルドゥレン、チュルドゥレン?」  単数はチャイルドゥだけど、復数になると、チュルドゥレンと、すこし頭の母音が変わるみたいだ。
: 「お姉さん、ときどきお母さんの悪口言う。」  あるいは、「お母さんとお姉さん、こしょこしょと長話。こうして、女は教育されていくのかしら?  だれそれが、どうとかだとこしょこしょいってるので、うるさい。」  waka君の部屋が北西の四畳半。その隣の八畳に、姉の勉強机や母の三面鏡があった。  waka君の四畳半は、八畳の付け足しみたいな造作なので、八畳を通らないと廊下に出られない。  せっかく勉強(と読書を)する気になっているのに、気にさわって困る、など内心文句をいいつつ、言い訳にもして、当夜も、目論見は溶けていくか。
: 「貧乏ゆすりがひどいようだ。」  名称が失礼だよね〜  それほど悪い癖?  見た目はみっともないところもあるけど、本人は気持ちよかったりしないか。  じっとしているより、発散していて、身体によさそうな気もするんだが。  (現在、家ではふつう畳と炬燵であぐらばかりなので、椅子にすわっての貧乏ゆすりとは縁遠くなっている。ときどきあぐらの脚組をゆるめて右ひざを上下にゆすったりするけど、これはもう無意識に血行改善してるとしか考えられないけど)
: 「自分の名を月の名にした男と、月の名を自分の名にした男。」  「例えば、 July  ほんとの月でもいい?」  Julyがユリウス=カエサルにちなむということを知らないと、謎文になるところ。  ほんとの月とは、年月日のではなく、空の月をいうか。(moonは人名ではなさそう。Lunaは女神の名か。望月は、月にあやかった姓だろう)
: 「腹痛 いて え〜  腹筋いたい。」  バレーボールの筋肉痛?
: 「イモネエチャン−ミヤ■■  イ■ネエチャン−イ■サン」  ミヤ■■嬢、イ■嬢、ともに同学年女子。  ミヤ■■嬢のあだ名、または通称が、イモネエチャンなのは本当。活発で世話好き。姐御肌。放送部員だったかな。(イモといってはそぐわないぐらい顔立ちは整っていた)  イ■嬢は、妹系の色白美少女。waka君は気になっているけど、視線を注ぎすぎたのか、waka君は避けられていたかも。  真似して、イ■ネエチャンという呼び名を思いついたんだろうな、同じイ音が頭に来るし。よってこちらのほうはここだけのことで、本当ではない。
: 「ある直線があって、感だけで、それに平行線と垂直に交わる線をかくとしたなら、(せんをかけるだけのものさし一本で)どちらを が、より正確にかけるか?  「が」でもいい?」  勘だけで、か。  なぜそうしたいのか、事情がよくわからないよね。  (一呼吸置いて注目して欲しいのだが、ノート面の、左領域と右領域を分けるエンピツ線が中央にあるのが見えると思う。  このノートを書くのに使っていた筆記具は、色はたいてい青のボールペン、小さいエンピツ(チビタエンピツ)、そして、この中央線を引くための線引きなのだ。この三種をいつもノートにはさんでいた。  で、本項のいうところの「せんをかけるだけのものさし一本」というのはいつもはさんでいて眼前にもあるだろうその線引きをいい、これを使って、ということだと思う。  ← そこまでは想像できるけど、本項が、この中央線を引くことについてなのかどうか、当頁の中央線がフリーハンドなのはたまたまなのか、本項に関わるのか。この辺りがよくわからない)  (この中央線、実際に引くとき、平行とか垂直とかを何か工夫しているのではなく、ノート面の上下についている目盛りの同位置の点をつなげているだけのはず。だから、本項のどちらが正確にかけるか云々の必要度はたいしてないと思うしね)  (となると、関係しているなら、このノート面の上下にあるような目盛りがないノートを使うことになったら、どうしようか。現にそういう未使用ノートが手元にあり、次に使用するかもしれないのだが。そんな心配や、事情があった可能性もないとはいえないかも。かなり、たられば、だけど)
: 「なんで鐘がらないのかふしぎでらない。」  わりといいだじゃれだ。隠れ気味なところが。
: 「無意識のうちにシャレをいうことよくある。」  前項がそれなのかもね。  でも、本項、つや消しかもね。(いや、つや増し? メタな、大人の味になってる?)
: 「密封 みっぷう  みっぽう こうよんでしまう?」  みっぽうなら、密包か。しかし、密包という熟語はなさそう。  封は、ほうとも読むけど、ほうと読むときは主に領地などの意か。
: 「からすき星の意は?」 〔からすき‐ぼし【唐鋤星・犂星】 二十八宿の一つ、参(しん)の和名。オリオン座の中央部に三つ並んでいる星。その形を農耕具のからすきに見たてていう。日本では冬の南天に見られる。みつぼし。三連星(みつらぼし)。参星(しんせい)。参宿。からすき。《季・冬》〕 精選版日本国語大辞典 (C) SHOGAKUKAN Inc.2006  ほほ〜  こんな語、waka君、どこから拾ってくるんだろう。

※ 『1974/02/19 神が書いてある』 : 《 雲の中をただよう、雲のような異形の絵。》  後ろのほうの項で、この絵に言及あり。
: 「■本氏、何か、肺かどこかが悪くなったので、体育もできないのだって。」  ■本氏は将棋同好会仲間。
: 「A組のオカ■君、今日もきのうも休み。D1■■■■さん今日も、茶のI2F5゛K1。   αの授業中に書いてるため、よまれるとキケンなので、暗合つかう。」  女子に好かれている(そしてタ■■嬢とつきあっているかもしれない)オカ■君は、学校を二日間休んでいるが、 そのタ■■嬢は今日も髪を茶のリボンでくくっているよ。  などと、二人のことが気になっている様子。(オカ■君の欠席とタ■■嬢のリボンには相関があるんだろうか、などと、思案もしているもよう)
: 「■■ミネ先生、赤?耳までまっかにしてがんばってる。しかし、もう鐘鳴ったのだよ。」  なにか心に癖のある先生だったのかもね・・(今から眺めると) 
: 《 多数の線分を寄せ集めたような、左右でかたよりのちがう絵。》  茹でる前のそうめんにも見える。
: 「となりでフク■■早弁だっち。」  授業中は無理っぽいから、十分休みに、かな。
: 「次は世界史、たえられるかなーあの単調さ、モアーとしたものに。」  世界史はそういう意味で苦行のようだ。  近場で三人居眠りしているという既述もあったしね。
: 「教師は、まず出席をとること。それから、どこからやるんだっけ、とけしてきかないことだそうだ。(■■ノヨより)「でも、ぼく、めんどうないようにいつもきいてるけどね」」  英語の■■ノ先生の言のようだ。世界史の前の授業で、らしい。  (となると、数学α、英語、世界史、という順序と思われる)
: 「アメリカ  天 アマ アメ :日本的? 〜〜〜〜 アメリカ=天利力 天のような利と力を得る。」  この前後は、世界史の単調なモアーとした講義に耐えつつ、遊戯的な連想などをして気を紛らわして、なんとか正気を保っている(?!)ってところみたいだ。  天利力 : 誉めすぎだけど、米国人が知ったら小躍りしそうだけど、当たっているところがありそうでちょっとくやしい(^^;
: 「左翼 }なぜ「よく」とよむ?」  手元漢和辞典によれば、異の転音が音を表わし、とある。
: 「いと■■、世界史の時、ねてる。大イビキ。」  いと■■君は、文学クラブ仲間。  みんなひどいね〜 どこの荒廃学校かと思われそう(^^)  いや、わりとまともな進学校なのだよ。罪は生徒の側ではなく、世界史(の授業と先生)の側にあると思うんだが・・ 
: 「今日の夢は、アカツカフジオのマンガをもっとうまくしたような現実だった。」  夢と現実を対語として読みとると、混乱する文だ。  〜のマンガをもっとうまくしたような実写風だった。と言いたいのだと思う。
: 「職員朝会のみならず、職昼会というのがある様。」  先生たちの会合をいうか。  職昼会は語呂が悪いので(少なくとも耳で聞くとわからないから)、職員昼会の脱字では。
: 「きづいて、すぐここに書く事もあれば、しばらくして、ああこれを書こうと思ったな、と書く事もある。」  たまにこういう、心記(に書くこと)自体のことを説明している項が出現する。  本項では、随時、直後に書いてばかりいるわけではないよ、と断わっておきたくなったようだ。  (具体的には、このあたりここまでにある記事は単純に時系列で並んではいないよ、という申し送りか)
: 「一人静かにしているときなど、女子たちのケラケラ笑ったり、さわいだりするこえがいやに思える。」  男子たちでなく女子たちなのは、心がひっぱられる、それで心が乱される、ってことでしょう。  若々しく弾け、ときにつややかさも交じる、嬌声か。小鳥たちのさえずり、と愛でられるようになるのは、男子である限り無理かも。  アニメの中などならまだしも、ナマの身近のそれらは・・ まして高校生たちでは・・
: 「茶目  茶色い目 ちゃめっけ }?」  由来を調べたけれど、「ちゃる」という語があって、これが有力そう。ちゃる>ちゃり>ちゃりめ(遊女?)>おちゃめ、というふうなつながりあるようだ。
: 「現国の授業みごとろこつな方にいくからこまる。そして、そういうきにかぎって、坂■先生、タツオや、ぼくをさすから困る。  少しく恥をかいてしまった。」  そういうときにかぎって。  露骨な話題で、スマートな受け答えができず、女子たちもいるのに恥をかいた、と。  (まあ、当意即妙な受け答えができたら、オヤジだよね。ういういしいのでは。笑)  数学αや世界史よりは、ずっとマシだった(楽しかった)ようだ。  坂■先生は、waka君の2年A組の担任でもある。
: 「 放課後の あなたのいない教室は かわいた冬日 ひぐれの通り   ちょっとへただな」  鮮やかではないけれど、一応、みそひともじ?  短詩にはなってる。
: 「ブタマンコリー」  ときどき、小学生レベルのダジャレも出現する。  → 終わりのリーのでどころは何か。語調をととのえるためだけ? → もしかして、メランコリーか!? だとしたら、こっちのほうが本体だったりするのかも。
: 「「強いそうですね」というと、将棋さしにいおうと、だれにいおうと、酒の事?」  猪口でくいと呑む仕草つきなら、完璧か。
: 「のむうつかう  買うか飼うか?」  飲む打つ飼う、というのも、味があるね。  ほのぼのした味にも、変態性愛じみた味にもなる。
: 「ボールペンの色、すなおないい色?」  言われてみると、気に障らないすなおな色。  いわゆる水色?
: 「17のみそらで好きな少女と寝た高校生。ああ、おれはなんてことをしてしまったんだ、と思って、悩んでいて、気づいてみると夢だった。アレ、もっと、たのしめばよかったなどと考える。」  あるあるだが。  もっとドライに、夢でもなく、異性との身体の関係を楽しむ高校生の割合って、当時よりも増えているんだろうか。たいして変わらないんだろうか。  当時は、女子の身体をいたわれ、思いやれ、ということが強く言われたと思う。今は、対等の扱い、あるいは攻守逆転ぎみ、なのかどうか・・
: 「このページの左上の絵、神が書いてある、といってもいい。」  同意だ(^^)/  ちなみに、神が描いてある、と表記したくなるんだけど、次元が下がるのかな。
: 「あしたは、物理も英語もないのに、あると思ってた。」  この日2/19は火曜、翌日2/20は水曜だから、平日の時間割か。物理はまだしも英語がないってのは珍しいね。  物理、英語、苦手または負担なんだろうな。だから怖がって、ある気がしたのでは。
: 「坂■がぼくの事、いい性確 格 だっていったって、イ■■ちゃんが言ってたよ。  どうしてこういうひどいまちがいをしたのだ。」  修学旅行のしおりによれば、A組に、坂■姓の生徒はおらず、よって、上は坂■先生だろうな。  素直ないい性格、という素直な誉め言葉ととればいいんだけどね、諧謔好きの坂■先生だから、うたがわしいってところか。  正確と性格をまぜこぜにしたようなまちがい。単純ミスで片づけてよい気がするが、うーん・・ 
: 「アンコンシアス・ヒポクリット」  アンコンシャス・ヒポクリット。unconscious hypocrite(無意識の偽善者)。  漱石先生の語彙なので、好きな言葉になったらしい。  → 帝国大学の英語教師だったんだから、和製英語ってことはないだろう。  → 『三四郎』『それから』『門』の辺りで多用されていた気がして、どこだったか、今あらためて、青空文庫で全文を検索したんだけど、カタカナでも、無意識の偽善でも、該当はなし。  実は小説の中では使われていなかったのか!? え〜??  → で、それがなぜ心記のここに、単発で書かれているのかは、全く説明が無いので、わからない。  位置的に、一番疑うべきは前項だけど、性格を性確と書き間違ったのが、無意識の偽善だと? ぼくが良い性格なのは当たり前(確実)だという無意識が書かせた、と? うーん、どうなの?
: 「勝つ確立、とは?」  確率。
: 「つまり、51%勝てるだろう、というとき、勝つ確立とは51%のことなのか? それとも、1%? この場合、彼は1%の勝つみこみで満足した、といっていい?」  前者、勝つ確率とは51%のこと、が正しい。  おそらく、本を読んでいて、こういう言いまわしに出くわし、すんなり心に入らなかったので検討してるんでしょう。  (勝つ確率が負ける確率より1%上まわっている、と言い代えられる気がするけど、これもまちがい。51%と49%だから2%上まわっている。しいて言い代えるなら、1%うばって、か。  「51%勝てるだろう。すなわち、かろうじて、勝つ確率が負ける確率より1%うばっている。」 )

※ 『1974/02/20 恥、■■コにキカレテ。』 : 「3/4、5 ―― 入試  3/8、9、 〜〜 キマツ」  頁上辺のエンピツ書きメモ。  3/4(月)3/5(火)はwaka君の高校を受験する、中学三年生の皆さんの試験日ということでしょう。当然、在校生たちは休日。  3/8(金)3/9(土)は、在校生の期末試験(学年末試験)だね。二日間では短いし「〜〜」となっているので、3/11(月)もそうなのかも。
: 「■■リより、せんひき!! エンピツ1ダース フデバコナオセ!!」  これは文具関係。  下の妹に貸した線引きを取り戻せ!! エンピツ1ダース買え。 壊れた筆箱を修復せよ!!  というところか。
: 「tomorrow が時制にかかると、the day after になると思ってたら、the next day になるとよ。」  時制にかかる? なんのこっちゃ(^^;  まったくもうだめ、英語のややこしい文法なんて。  ということで、あっさり降参して、AIに訊いてみました。


tomorrow が時制にかかると、the day after になると思ってたら、the next day になるとよ。
以上のことを解説して。

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こんにちは、これはBingです。

あなたの質問に答えると、tomorrowが時制にかかるときは、the next dayになることが多いです。これは、tomorrowが現在から見た未来を表すのに対して、the next dayが過去から見た未来を表すからです。例えば、

− I will go to the library tomorrow. (私は明日図書館に行くつもりだ。)
− He said he would go to the library the next day. (彼は翌日図書館に行くと言った。)

この場合、主節の時制が現在形から過去形に変わったので、従属節のtomorrowもthe next dayに変わりました。これは時制の一致という文法ルールに従っています。

しかし、tomorrowがthe day afterになる場合もあります。これは、tomorrowが過去から見ても現在から見ても同じ日を指す場合に使われます。例えば、

− I saw him yesterday and he said he would come tomorrow. (私は昨日彼に会って、彼は明日来ると言った。)
− I saw him yesterday and he said he would come the day after. (私は昨日彼に会って、彼は翌日来ると言った。)

この場合、主節の時制が過去形ですが、従属節のtomorrowはthe day afterに変わっても変わらなくても意味が通じます。これは時制の一致の例外ということになります。

(中略)

以上、Bingでした。

(後略)


 waka君の the day after は、100点じゃないけれど、0点でもないわけか。  5点ぐらいはあげてもいい?  しかし、AIチャット、賢い。  平気で嘘を述べている時もあるそうだけど、語り口だけはもう立派な賢者だ。
: 「day → day」  二つ目は、a と y が融合してる。(前項ラストの day がこれ)
: 「辞書には、コンマやセミコロンの意がかいていない。」  かかれていない、だろう。  手元の英和辞典にはなかった、と。むしろ、国語辞典で引くべきだったか。  コンマ(comma)は、欧文での読点(,)。  日本語では小数点(.)もコンマというが、英語で小数点は decimal point というようだ。  コロン(colon)は、欧文の句読点の一つ(:)。説明句や引用句の前。対句の間。  セミコロン(semicolon)は、欧文の句読点の一つ(;)。コロンより少し軽く切るそうだけど、よくわからない。  記号の形から行くと、コンマ(,)セミコロン(;)コロン(:)ピリオド(.)の順でつよく切ることになりそう。この解釈でいいのかな?  → ちなみに、今私は、小数点(.)とピリオド(.)に同じ記号を使っている。これもこれでいいのかな?
: 「「!」の英語の名称は?」  exclamation point(米国)、exclamation mark(英国)だそうだ。  exclamation の字義は、叫ぶこと。  日本では、びっくりマーク、で通じる。感嘆符。
: 「3と2の公約数は6。だって6は3でも2でもわれるもののうち最小。 ?  こう、とも考えちゃうのでは?」  公倍数が正しい。本文でも承知の上らしいが。
: 「今日はひさしぶりに勉強のってるなあ。」  そうなの? 近くの記事からは、うかがい知れないが(^^)
: 「平行四辺形が点対称かどうか、わかんなくなった。恥、■■コにキカレテ。」  上の妹(まだ小学生)に質問されて、答えられなかった、と。  → 調べると、平行四辺形は点対称だってさ。でも、いくつか説明読んでも、すっきり来ないが・・  〔てん‐たいしょう【点対称】 《名》 二つの図形の間の関係の一つ。一方の図形Aの各点と定点Oとを結ぶ線分をその長さだけ延長して得られる線分の端点全体の集合が、他方の図形Bと一致するとき、それら二つの集合A、Bは点Oに関して点対称であるという。また、図形Aの任意の点が定点Oに関してその図形A中に点対称な点をもつとき、Aは点対称な図形と呼ばれる。〕 精選版日本国語大辞典 (C) SHOGAKUKAN Inc.2006  数学アタマの人はこれがスルスルはいるのかい!?  そういう人にははいるとしても、どうやって小学生に説明すればいいの(笑)
: 「present  おくりもの  現在」  三種の意味があるそうな。  (1)現在の。(形容詞、名詞)  (2)贈り物。(名詞)  (3)贈呈する、提出する。(動詞)。  →(3)だけ、発音がちがう。
: 「負けない、は動詞?」  またBingのAIチャットに訊いてみる。


負けない を品詞分解して。

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「負けない」は、動詞です。1 この動詞は、否定的な意味を持ち、自分が負けないように努力することを表します。2 例えば、「彼は負けないように、毎日練習している」という文が考えられます。

ご質問にお答えするために、私は日本語品詞分解ツールを使用しました。1

詳細情報 (略)

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「負ける」の連用形に「ない」が接続したものではないのか?

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ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通り、「負ける」の連用形に「ない」が接続したものが「負けない」です。私の前回の回答に誤りがありました。申し訳ありません。1

「負けない」は、形容詞です。1 この形容詞は、自分が負けないように努力することを表します。2 例えば、「彼は負けないように、毎日練習している」という文が考えられます。

ご質問にお答えするために、私は日本語品詞分解ツールを使用しました。1

詳細情報 (略)


 だめだ、こりゃ。  賢者にあらず、愚者だな。  二度目の答えも眉唾。  しかし、私の質問も間違ってるね。  「負ける」の未然形に、打ち消しの助動詞「ない」が接続したもの。これが正しいか。
: 「こんどのサイドリーダー単語までのってるのでわりとスラスラ。ついている単語みるだけで時間とり、辞書をあたるのと同じと思ってたが、そうでもない。それに内容、オモロ。」  いつも負担に思っているサイドリーダーに、オモロと言えるんだから、たしかに「のってる」のかも。
: 「不気嫌 機嫌  「気」と書くのはまちがい? でも、気の方が合ってるのでは?」  わかるよ。  機嫌も気嫌としたいよね。  しかしそうなると、嫌はどうなるってことになっちゃう。  気嫌が嫌な気分なら、不気嫌は良い気分。  → 調べると、元は、譏嫌とかいて、譏り嫌う(そしりきらう)こと。  このままなら、不譏嫌は、そしりきらわないんだから、同様に良い気分となってしまうが。  そしりきらったり、そしりきらわれたりで使ううちに、当然、人はそうならないように配慮するわけで、きげんをとる、というような使われ方も生まれたんでしょう。  配慮がうまく行けば「きげん」が良い方向にいったということになり、いつしか、きげんの意味合いが逆転して意識されるようになった。  きげんが良い方向に行った。>きげんが良い。>きげん(いい気分)。このような推移ではなかろうか。  → 本項のwaka君の疑問に対しては、これこれの歴史的経緯で、機嫌と書くわけだから、ないがしろにはできないよ、と諄々と説くことになるか。  「気嫌が嫌な気分なら、不気嫌は良い気分。」この説明は好ましくないな。歴史的経緯の場合でも同じなんだから。
: 「中裁 中断 ) 中■」  仲裁。■は、裁の左側と判の右側を融合したような文字。中裁は何か変だと思ったが、変なのは裁のほうかといじったためか。
: 「今、2時、5時半より、めしの時間を考えて、約8時間お勉強した様よ。」  たしかにめずらしい。基本ナマケモノのwaka君が。  → 3項前の左に少しぼやけているが日付あり。1974/02/21(木曜)の午前2時。  このぐらいの長時間、自室の机の前にすわっていることはざらだが、文庫やマンガを読んだり将棋盤で駒を動かしたりもろもろの妄想をしたりの(勉強を本線として言えば)脱線が多いんだよ、いつもは。  そういう気が散らないぐらい、身が入っていた、興味が続いた、この夜は、ということのようだ。
: 「きのう、フナ■■さんやモテ■さんやモリ■■さんやカ■■さんやらが、いつもよりとてもきれいなように感じたよ。きれい、というか、女っぽいというか。」  クラスの女子陣、中堅どころを列挙。
: 「そういやあ、このごろ、■■■■さんも■■■■さんも女っぽくみえてきた。」  「ついに、■■高病にかかり、ドブスになれきったため、ブスがブスではなく、ふつうに、のみならず美人にみえたきたのか。いいことなのか、わるいことなのか。」  失礼な事を言っているが(^^;;  たしかに、いい事なのかわるい事なのか、迷う!(笑)  → ★ 女子たちが(いつにもまして、あるいは、認識異常の魔法がかかったかのように)魅力的に感じる、見える、これとこの夜のふつうでない向学心は、何か関係がありそうだな。  よい(またはよくない)ホルモンでも分泌されたか・・ 
: 「フ■君もTFだったっけ?」  waka君の前年のクラスが1年F組。クラスメートのフ■君が、一年のときも同じクラスだったっけ、と思い出そうとしている。  しかし、これ、ノ■君にも見える。waka君の2年A組には、フ■君もノ■君もいて、どちらのことか今となっては決めきれない。(■は同じカタカナ)
: 「ぼくは朝、1分をだいじにしているのにバスは2〜4分はおくれる?」  徒歩、自転車、まれにバス、これらで登校してるようだ。  時間的余裕とか、天候とかで、その日その日の最適を選ぶ?  次の次の項が、バスのケースになるが、三通りの中では一番融通がきかないようだ。  徒歩や自転車が不適な場合にとってある例外手段のようで、運行状況も把握できておらず、いきあたりばったりらしい。  高校までは、ゆっくり歩いて30分、走って20分、自転車で猛スピードで10分か。  パスなら10分を切るかもしれないが、それは、ちょうど良い時間に来てくれて、思ったとおりの道筋を走ってくれればの話。冷静に考えれば無理筋でしょ。でも切羽詰まるとすがってしまうのか。
: 「天災は望いなくても、やってくる。」  「天災は望まなくても、やってくる。」の誤記のようだ。望む人はほぼいないよね。  それとも、「天災は忘れなくても、やってくる。」と書いたつもりか。有名警句のもじりとしてはこっちのほうがぴったりだ。  (次項の遅刻を天災扱いしてたりして)
: 「現国、先週につづき(だっけ?)またちこくしてしまった。(もう一週間たってるのか、テスト近づく。)   クロサワ自転車の前から、千葉寺行きのバスにのろうと思ったが、21分にやってきたのはどうみても千葉寺ゆきとかいていない。国鉄千葉駅行き。バスのひょうしきをみれば、「院内町、― 国鉄千葉駅行き。」 千葉寺行きはとおらぬ、と思い、ガークゼン。  広小路までいって、またすこしまってたが、みえていたバスがまがって来ず、直進していってしまったっち。  そこで、家を16分にでて、授業7分遅れ。」  朝の8:16にでて、でしょう。授業が何時からかが、はっきりしないが、区切りよく8:30なら、8:37着か。バスを使わずともバス待ち時間のロスがあっても、21分間で着いている。これは短すぎる。それに、出発8:16の時点であと14分ではあきらめるだろう、ふつう。自転車で奇跡的に間に合うぐらい。  よって、始業は8:40か。8:16にでて、8:40ゴールなら、24分間あるから、自転車が使えれば余裕。この朝は使えない事情があったようだが、徒歩だと苦しすぎる。このケース、バスにすがりたくなるのは分かるな。  何にしろ、8時ちょうどぐらいには家をでたいよね。でも、その、朝の十数分が、至難なんでしょうな。これも理解できないことはない。
: 「バスのポスト、というの?」  ふつう行き先表示板というのかな。バスのフロントの上部に大文字であるやつと、サイドの乗降口の上部辺りにやや詳しくあるのと、どちらか?  いやいや、ちがうな。それらを「ポスト」とは言わないか、名前がわからないとしても。  歩道のバスの停車位置(停留所)に立っている「標識」、あれでいいのか。下部が重しの石かコンクリで、上部が円板になっていて行き先とか路線が書いてあったような。  そうか、目当ての路線バスがここに停まらないと(この切羽詰まっている時に)判明して「愕然」。あせって(数百メートルはあるが、走って?)広小路のほうの停留所に移動したってことになる。
: 「6、7分おくれで教室にはいったら、ぼくと、タ■■さんの席あいてたよ。  オカ■君、もしかしたら、男と女、二人の席があいていて、かつ、女の方はタ■■さんさので、ヤキモキしてた?」  遅刻はしたが、恋敵に対しては、してやったりかも、という内心吐露だが、お前は小学生か(爆)  いや、わからないではないけどさ〜
: 「(この前の現国の時は、ぼくと、■木さんが、まだきてなくて、笑われたのかしらん? そんなことフク■■いったみたい。)」  これは、ついでにいえば、の( )書き。  もちろん、ネタとして茶化されることはあっても、誰もうたがってないと思うけどね、waka君ていどが色恋で女子とつるんでるなどとは。  (いや、こういう方面に関しては、とくに男子は、誇大妄想気味になるので、意外と、まにうけたり警戒したり心配したり、気にとめるヤツもいたりしたかな??)
: 「若い時の恋愛 :互いにどんどん生 成 長するのでこわれてあたりまえ。  (坂■先) :互いに相手の未知の部分にゆめをもってるので、しってしまうと幼滅。」  幻滅。(この誤記、右側が刀なので幼でもないけどね)。  いつもの坂■先生の脱線話の採録。(国語の先生だから、その遅刻した現国の授業での話かも。2年A組の担任でもあるので、ホームルームとかかも)  この坂■先生、色恋がらみの話多いけど、面白いけど、大方、小説とか映画から得た知ったかぶり、文学青年のなれの果て、というところでは、話半分と高をくくっていたのではなかろうか、waka君たち。  しかし、後日、waka君の母親から昔話として聞く事になる。坂■先生は、waka君の母親と同世代か少し上で、若い頃別の高校の先生だった時、waka君の叔母たちを教えたこともあったそうだ。  同じ教師である既婚女性と恋愛関係になるなどがあって、その女性の夫、後に坂■先生の妻になる女性まで含めれば、何年にもわたってもつれる四角関係となって、当時の千葉の女生徒たちの情報網の中ではわりと有名ないきさつ、そして先生だった。地元、上のバスの話でもでてきた広小路辺りに生家があるというし。
: 「自殺しようとする好きな人に、「あなたが死んでしまうのなら、その前に、私と結婚してくれ。」 「それはやめましょう。あなたもわたしも、お互いわかれたくなくなってしまう。」」  ちょっと、食指の動く、物語の素だ。  悪いほうにも善いほうにもひろげられそう。  今なら、善いほうにひろげたい。
: 「きのうはのってたなあ。  サイドリーダーなんかも4ページほどいった。」  まるで、昨夜の女子とのかたらいを懐かしんでるみたいだ。  まあ、再会は、しばらくないと思うよ。(笑)
: 「■■、とはなんか、げんしゅくな名だ。」  自分の姓について。  厳粛? って感じはねえ、今はしないけどねえ。
: 「授業がこわくないとき、不安でないときは勉強をしていなくて、  こわいときや、不安なときは勉強している??」  文字どおりのことか。  その授業をちゃんと受けていることを勉強といってるのか。予習をしてきたことを勉強しているといっているのか。  勉学をしいる状態、より学徒である状態、をいってるのかも。  思いのほか、いくつもの読み方ができそうな項。  → 考えて逆説的なことを言っているのではなく、実感を言っているっぽいな。  → 授業がこわくも不安でもない時は予習をせず、こわくて不安な時は予習をする、と読めば、逆説でもなく普通の心情だよね。  → こわくも不安でもない教科の授業は予習をしないまま授業を受けているんだけど現にこわくも不安でもない。こわくて不安な教科の授業はできるだけ予習をしているのに授業を受けているときそれでもこわくて不安だ。・・というようなことかな?  こわくて不安とは、壁がある、手ごたえがある、ということとほぼ同じだから、少なくとも、勉学をして挑んでいる、ということにはなるんだろう。こわくも不安でもない、となると、そういうことが無いってことだから、あまり良い状態ではないのかもよ。

※ 『1974/02/23 二本の金属棒がひらくのだ。』 : 「■■ペイさんもめがねかけるよう。  かけるときあるよう。」  ■瓶君は男子なのに、なぜかwaka君、さん付けだね。(waka君は女子にはさん付けが通常)  威圧感があるとかではなく、■瓶君は、君子ぽかった気がする。  ※ 文学クラブ仲間のシンペイとは別人。
: 「■■高はまったくの犬やしき。ワンワーン、ウォンオーンとないたり、ヒーンヒーンとないていたり、ガリガリとアルミの戸をひっかいたり。」  困ったもんだよね。  授業中に入ってきて、机のかたわらにおいていたカバンをクーンクーンと漁られたこともある。弁当の匂いを嗅ぎつけられて。
: 「だえん「楕円」はまちがってる、「隋円だ」と思ったが、 これでよかった。」  だえん :楕円、または橢円。  隋(ずい)は、中国古代の王朝名。
: 「■しくは  ? 」  ■は、人偏に目だが、こんな漢字はないか?  但?  でも、但しくは、という用法はなじみがないな・・
: 「αの■■ミネ先生、今日は10分も延長。 Grammarのはじまる鐘が鳴る。」  これんはひどいねえ、とうとう、他の先生にまで迷惑をかけた。  今回のは、さすがに、反省するのでは?
: 「フク■■に、数αの宿のプリントかす。」  宿題の略だね。
: 「あついあつい」 「教室の空気ワル〜〜イ!!」  暖房が効きすぎてる?  窓を開けてしまえばいいんだが、同意がまだ少数なのかな。
: 「水道管の上になると、なんで 《 絵 》 という二本の金属棒がひらくのだ。」  直角に曲がった金属棒二本を両手でそれぞれ持って、地中のものをさぐって歩く、アレだな。  ダウジングか。眉唾物で、科学的な正統性はないらしいが・・  Wikipedia/ダウジングに〔1973年(昭和48年)12月からしばらくの間、武蔵村山市の水道担当部署では、水道管について知識および経験が豊富な職員が武蔵村山市の組織とは無関係に個人の考えでLロッドを使って古い水道管を探していた[2]。〕という記事がある。  これはおおむね、本項が書かれた時期に重なる。ニュースか何かになったのだろうか!?
: 「far  went so far as to say   けんとうちがいな方までいった× こっちに思ってしまった。   そのくらいふかくまでいった○」  https://eow.alc.co.jp/search?q=go+so+far+as+to  英辞郎 on the WEB によると、 〔 go so far as to 〜しさえする、ついに〜までやってしまう 〕  〔 go so far as to say that 〔that以下〕と極言する[ということまで言う] 〕  やりすぎ気味、というニュアンスがあるらしい。
: 「気づいたら、ザーザー雨がふっているよ。同好会おわるまでにやむかしらん?」  授業中か休み時間、気づいたら雨になっているよ、と。  この日(1974/02/23)は土曜日なので、放課後は将棋同好会。その後に帰宅だから、それまでにやんでほしい、と。
: 「むんとして、気持ちわるい。  漢文自習だというから、がまん。」  そもそも、■■高、なにか暖房があったっけ? 冷暖房のエアコンなんて設備、当時は公立校には贅沢すぎるでしょう。ストーブとかまったく記憶にないな。(小学校時代は、薪ストーブが教室内にあったが)  陽気が良くなってるのかな、春にはちょっと早そうだが。  雨がザーザー降っていて、むんとして、気持わるいあつさ。2月下旬に。・・うーん、わからん。ないとはいえないが・・
: 「発表|口をだ|していて、「いくどか」といったとき、先生が「2、3度」と訂正したあいの手を入れたとすると、「2、3度」といいなおして、訳をつづける人と、先生の「2、3度」につなげて(自分ではそういわずに)訳をつづける人。  ぼくは前者。多くの人が後者。」  こまかいね〜 waka君。  どっちでもよさそうだが、こだわりがあるんだ、ここに(例示までして)きっちり書き残すぐらいだから。  同じことなら、手間を省く、言葉を省く、そういうのが好き、よりよいと感じる、というタイプもいる。  だけど「ぼく」は、念をいれるのが好きなタイプってことかな(^^)  例示のケースなら、自分の口で復唱しないと、心にしっくりしない。心にしっくりしないと、欠落感がある、不安だ、先に進めない。  ・・わかるよ。でも、この傾向が昂進すると、○○症とか言われるたりしそう。  → 本文を読むと、もう一つ、考えられるか。  前者のように、先生のあいの手をくりかえせば、了解しました、こうですね、ありがとうございます、という挨拶が成立しているように聞こえそう。むしろ好ましい。後者の場合、あいの手を半ば無視したようで、まちがいですか、どっちでもいいのに、ええかまいませんよ、というぶっきらぼうな応対に感じられるかも。  いやあ、これは考えすぎか。あいの手をくりかえす場合でも、さも不満げにくりかえせば、挨拶どころではないからなあ・・
: 「あつい〜〜!!」  それとも、waka君が発熱してるのかい!?
: 「ちょうど、例文に、 May I go out to breathe in fresh air? I am feeling bad. というのがでてきた。」  訳せば〔 新鮮な空気を吸いに出てもよいかな。ぼく気持ちわるい。〕  笑。あまりにぴったりだね。  こういう偶然もあるのか!
: 「キリ■■、発表するとき、わらってばかり。わらいつつ、英文よむ。」  キリ■■君の奇行。  いや、もっとまともな高校、まともな級友たちなんだけどな。  面白いとか変なこととかがあるとこうして記録するわけで、ふだんのまともな色々はわざわざ書かないよね。  そこらへん考えあわせて読んでいただけるとうれしい(笑)
: 「この語おかしい? さされて、読むとき、という方がいい? それとも、自分の番になって、答えてる 読んでる というべき。 発表というのは、どうもあわぬ。」  発言、だと広すぎるか。  指されて起立し、英文をよみ、訳す。ってことなんだけど、ひとことで言う語、適当なのが浮かばないな、今でも。
: 「坂■先生、直木賞の最終選考の1歩手前までいったことあるんだって。」  へ〜 ほんとならすごいが、新人対象の芥川賞ならまだしも、プロ作家から選ばれるはずの直木賞ってことは、職業作家時代があったってことかい? その人が、高校教師をしている? あるいはまだ二足のわらじ?  どうもうたがわしいなあ・・ 少なくとも、盛っているんじゃないの?  芥川賞の候補くずれが(しかも最終選考より前の段階)、教師をしているってことなら、百人二百人いても不思議じゃないから、waka君の聞き違い、記録まちがい、カモネ。
: 「ひどく目悪くなった。 メガネをかけててとると、ボケ度がよくわかる。」  目が悪くなったというより、視認能力がメガネに慣れてしまった状態なんだよね。  ほんとうに悪くなったかどうかは、裸眼で慣らしたあとでないと比べられないはずだが、裸眼ではもう生活や勉強に支障だろうから、それはしていられない、と。たぶん、そんな理屈、事情がある。
: 「モテ■さんより 返しとして 3枚レポート用紙 ちがうやつ」  モテ■嬢に貸したんだろうね。それはつかってしまったから、別のタイプだけど、同じ3枚を戻してくれた、と。たかが3枚なのに律儀というか。・・でもまあ、当時はわりと実質のある数量だったのかも。
: 「今■氏 イモ■■氏」  これは、今■君のあだ名(またはwaka君考案のあだ名候補)を書き留めているだけ。
: 「「文学は、じゅんかつゆともなるだろうし、きゅうきょくの理想を求めるかもしれない。という目的、意義がある。」  「アクタガワ賞とるのは一種のきちがい、じゅんすいすぎて」  などと、イト■■にいう。」  文学クラブ仲間。こういう青いことを恥ずかしげもなく言い合える。  ぼくらも裾野にいるんだということを確認し合うように。  しかし、あなどってはいけないね。どんなジャンルであれ、裾野が広ければ広いほど、山嶺は凜々しくなるのだから。  そこに鎮座している仙人級の面々だって初心の頃はあこがれやなりきりから入ったのだろうし。  (ただしwaka君、自分のセリフなんだし、もう少し漢字で書こうよな)
: 「今、書こうとしたら、ああ、とうとう前のボールペンは息切れてしまった。」  これまで「ぼくのこのボールペン、永遠に出つづけるのかしらね?」「しかし、このボールペンいつになってもインクなくならないねえ。」などと言っていたが、ついに。
: 「息切れたペンはすげなくひきだしに」  ゴミ箱に直行させないだけ、情がある。  (というか、当時は、使い終えたボールペンの廃棄先が曖昧だったから? ふつう、ゴミは、庭にある焼却炉で燃やしていたからなあ・・ 生ゴミとか燃えないゴミはどうしていたんだっけ。生ゴミはたしか庭に埋めていた!?  つまりやっぱり、ボールペンの廃棄先があやふやか。ゴミの収集はきたはずなんだけど、waka家ではあんまり活用する習慣がなかったような?)
: 「代弁者 大便者」  基本的に、または体質的にか、同音異義が好きなので。  純粋にそれであって、いわゆる代弁者たちはクソ並みのやつらさ、などという底意はないと思うよ。
: 「こんどの大ゼネストの時「不測の事態」、例えば革命なんかがおきるやも。」  マジでそんな騒擾感があったっけ、当時?  Wikipedia〔 新宿騒乱(しんじゅくそうらん)とは、1968年10月21日に東京都新宿区で発生した新左翼暴動事件。〕  これが六年前。  Wikipedia〔 スト権スト 1974年の春闘では折からのインフレに対応する賃上げと公共企業体のスト権問題から、私鉄総連も加わった大規模なストが敢行された。 日本で単にスト権ストと言った場合、公共企業体等労働組合協議会(公労協)が行った日本国有鉄道(国鉄)のストライキ、特に1975年(昭和50年)11月26日から12月3日にかけてのものを指すことが多い。〕  この1974年の春闘が、大体、時期は合ってるか。
: 「松田みちおはカメ(カメ■■センセ)に似てる?」  この松田みちおが、誰だかよくわからない。  同学年の生徒ではなさそう。  この読みでヒットする人名で、TVにでるような有名人の線だと、  Wikipedia〔 松田 道雄(まつだ みちお、1908年10月26日 - 1998年6月1日)は日本の医師・育児評論家・歴史家。〕  この人の可能性が高い。 当時65歳。
: 「「好事魔多し」とは?」  好事魔、ではなく、好事、魔多し、なんだよね。  調べていて行き当たったが、類語に「すんぜん‐しゃくま【寸善尺魔】」というのがあるそうだ。これは初めて聞いた!
: 「一人将棋でもやりましょう。勉強しなきゃいけないのに。」  分裂ぎみな言辞であるな。  帰宅後の深夜、2/24の日曜未明。
: 「中途半端なので、棋譜は次より。」  その一人将棋の棋譜と思われるものが、次頁にびっしり書かれている。割愛。

※ 『1974/02/25 曲芸でナイフをなげるやつ』 : 「夢の中に漢詩がでてきて、かぞえてみれば、4語が7行か14行。夢の中でまで真実だと不思議がっていたが、ほんとは、7語が4行だった?  それは漢詩でなく人の名がズラーリとかいてあっただけ?」  夢の中でまで、漢詩の様式が調っている、という意で「真実」といっているかと思う。しかしそれは五言絶句などではなく、一行が四文字の漢詩の詩形なんて現実では例外的なはず。夢の中なので、それが正式の詩形のような気がしているらしい。  夢からさめてきて、七言絶句や律詩の知識が浮かんできてから、7語が4行だったような気がしてきたか。一見、4語が7行だったが、縦横の勘違いで7語の4行で書いてあったのでは、とも。  そのうち、漢字の意味を読みとったわけではなかったので、4語の人名の羅列だったのかもしれない、などとも考えたか。
: 「さむさが体にツィンツィンこたえる。 腹いた、頭いた・・ 」  擬態語、体感そのまま。
: 「曲芸でナイフをなげるやつ、《 イラスト 》と|やる|なる|でのはなく《 イラスト 》というように、横になげたら、オモロ。  それに、ときどき、わざとまちがえて、あてられる人がさっとよける! ナイフは人のいた所に深々、なんてのもオモしろい。」  よりスリリングな演出ってわけだ。  しかしあれ、本当に投げてるのかい。素人考えでは、単に板壁に投げるだけでも、切っ先から刺さる気がしいないんだが・・
: 「漢学 官学」  どちらも辞書に載ってる。  同音で、意味も通じているような匂いはするけど、異議。
: 「ならう  習う:思いうかばなかった。」  前例にならう、などの文脈ではすぐにはうかばなかった、算数をならう、などの文脈ならすぐ浮かんだと思うけど。ということか。  前例にならう、の場合は、倣う、のほうが適切かも。
: 「知専× 知恵× 知恵○」  恵×は、右上に点あり。  知専は、いかにもな、典型的な誤字っぷりだ。
: 「どうして、倫社の先生は修行即座禅という、禅の思想を、自分即勉強とおきかえて、勉強するのをあたりまえのいうようにいう。勉強すればするほど、ちえがつき、修行のさまさげになるはずなのに。こじつけだよ、先生のは。 彼自身、ぼくたちに勉強してほしいのでなく、ぼくたちが勉強したい、するのがあたりまえと思っていると、彼がおもっているため、そんなことをいうのだ。理解してないよ、あの人は。」  ううーむ。ちょっとの隙も師に許さない、きびしい生徒だな。(こと、思想や哲学方面となると、うるさいやつは出てくるよね、若輩者の中からも)  大人の側としては、こっちだって人間、完全じゃないから、よく外すから、たまにフヌケだし、と内心言い訳したくなったりね。  もちろん、waka君は、実際に声にして異議を唱えなかっただろうから、先生のリアクションもなかったわけだが、不満げなキツイ目線は感じたかもね。
: 「くーくーとうめく。(orためいき。)  苦?」 「びっくらこく。」  感情表現の語が、気になってるか。  くーくー、など、実際そういう声は出さないから、擬音ではないよね。しかし、心のうめきはうまく表わしているから、しいていえば、擬心語?  びっくらこく、は、卑俗な言い方なんだろうけど、これもまた、あまりにぴったり。
: 「βの木■ ハ■■、まちがえて、2時間目にはいってくる。」  笑。  学校あるある。まれにあるハプニング。  数学βの木■(ハ■■)先生が、別の時限にまちがえて入ってきた、と。  時間をまちがえたのではなく、教室をまちがえたんじゃないかな。
: 「キモチワルイ くびからうなじ、かたのあたり、こっている。せなかのこしの上沈んだようないたみ。」  風邪かなんかで体調不良、病気の前段階かと思うぞ。しばらくつづいているみたいだし。
: 「このごろの高■氏、なんか、ほんとうに鼻の下がながくなったような顔してる。」  どんな顔!?  実際の変異なのか、印象だけなのか。  人の顔は、ほんのすこしのことでも感知されやすいから、微少な実際の変異による、多少の印象の変異というところだろうか。  高■氏は本校最上位群の秀才の一人。後年、脳神経外科医となり、日米で活動。  (高■嬢二人や高■君とは別人。伏せ字で区別しづらいけど)
: 「β、問題あたるのではとどきどきしたが、(何も予習してなかった。)結局あたらず。」  waka君、こういうどきどきが日常茶飯事みたいだ。
: 「世界史のとき、このノートにはさんでおいた金属製のサックのついたみじかいエンピツを下におとしたら、D1■■■■さんがちょっとふりむく。ぼく、あしでエンピツちかづけて、ひきずって とる。 ずっと前のお返しをしようと思ったのかしらん?」  授業中、嬢が落としたものを拾ってあげたようなことが、高二の早い時期にあったはず。タ■■嬢との最初期の交流だったか。  (タ■■嬢が最初に登場したのが、display『1973/05/26 ケシゴム』のようだ。このときは、消しゴムを忘れた嬢に、自分のを半分にしてあげている。まだ一年経っていないけど、ずいぶん昔のような思いだろうね)
: 「況○ 况×」  況の異体字として况はあるので、×ってことはないか。
: 「事件という字みて、なんかあわぬように思う。」  事にも件にも、色がついてないと気づくと、そう感じるかも。  事件には、不穏な色あいがあるから。
: 「棄 棄 >?」  みつけづらいけど、中央の縦棒が貫通か上下別物かの違いを言ってる。  辞書を見ると13画。別物として数えている。  ただし、象形文字の時代には貫通していて、チリトリを両手でもっている形だそうだ。
: 「雪がふってきた。でかいワタくずみたい雪。」  うれしがってるより、いやがってる感じするな。  体調もあるだろうな。
: 「なぜか、帰っていく一年生たちが、秀才づらばかりに思えてならない。」  笑。  なんでだろうね。(学友たちに、一年生たちにまで、引け目を感じて?)  上階の窓から見ているか。  黙々と歩いていて、遠目だと、そうもなるのかも。
: 「気持ちわるいの、体育以後うすれる。」  発散できて? 軽い汗がかえってよかった?
: 「税金を春に払わなきゃならぬので、春に春闘がある?」  ってわけじゃないっす。  四月が賃上げ、昇給の区切り目であることが多いから、かな?  事情通なようでいて、でも高校生、世間知らず、たまにこういうあさっての方向の見当違いを言うね。
: 「ぼくがきょうキモチワルかったのはきのうぼくがのむべき牛乳を、おととい■■コにのまれちゃったから?」  笑。 上の妹へのいいがかりだな。  (きのうとおとといの時間差はもうひとつ事情がわからないが)
: 「今日ナポレオン(トランプ)のだいたいの所をしった。■■ザワやとっちゃんやタツオに、い■■ちゃんといっしょにおしえてもらう。」  い■■ちゃんとwaka君が習う側か。  全くルールを忘れているので、今、ネット検索してみたが、それでも初見のような気がした。  このときルールを一旦は習ったけど、このあと実戦でしっかり定着させなかったので、忘れ果てたんじゃないかな。
: 「今日放課後は、今■氏のていあんにより、ゴミのみすててモップふきはやらなんだ。教室はカ■■さんとタ■■さんのみ、はいていたよ。わるかったかなあ。」  教務室を今■氏とwaka君、教室を両嬢が、というふうかな。  → というか、掃除当番が固定化してないか。ちゃんとまんべんなく皆で交代でやってんのかな。  真面目なやつ、決められたことをしないと不安になるやつ(waka君)など少数派がもっぱらやっていて、担当でも気にせず悪びれず帰ってしまうやつが多かったような。女子はおおむね真面目派だった?  → いやあ、放課後、教室でトランプや将棋を指しているときはけっこうな数の男子が残っていたと思うから、彼らは掃除の間はどこかに消えているのか(笑) それとも、教務室と教室以外にも担当領域があったり、掃除以外にも雑務があったりしたんだっけ? このあたりの状況、さすがに半世紀経つと思い出せないなあ。・・そのうち、心記の記録に出てくればもう少し詳しくわかるんだろうけけど。  → 掃除、全員が毎日じゃないよね、さすがに。班が一日ずつ担当だったっけ。  高校では班分けはことさらしていなかったかもしれない。席の配置で、列ごとにとか、2×3の6席ごとにとか、の区分けだったかなあ・・
: 「今日のイ■■チャン、タツオ、ノ■君、ぼくの4人の帰り方。  本千葉まで4人で。本千葉でイ■■チャンとわかれ。プラザに行き、川の所で、タツオ千葉駅へ。バスにのるため。ぼくととっちゃん千葉銀行のそばまで。とっちゃんそこで、バスにのる。で、完全に皆1人。」  本千葉は国鉄の本千葉駅。プラザは千葉銀座通りにあったセントラルプラザ。ノ■君のあだながとっちゃん。  ふむふむ。  まあ、本校生徒にとっては、千葉市中心街は庭みたいもんだけどね。  経路をなぞると、徒歩で帰れるwaka君にとっては大幅な回り道。友らに律儀に付き合っている。(そういう、ひとなつこさはあったみたいだ)



 今日の夢はおもろ。順序は忘れたが、こんなのをみる。
 神社のおまつりで、出店がみんなゴルフの小遊ギ場みたいのになっている。ゴルフブームにのろうとしているのかしらないが、まるではやっていない。だれかがうった(ころがした)ボールがどこかにはねかえって、ぼくの方にすこしころがる。
 《 絵図。 小ゴルフころがし場。》


 たいして分かり易くなっていない、あんまり意味ない絵図だな。


 3月4、5、6の三日連休の夢。山■やのりみつや、その他etcが遊びにきて、一日目はだめ。山ものりみつも一日目の夜、ぼくの所でとまる。ぼくはみんながどうしたかしらぬうちにソファの上で最初にねてしまう。のりみつはとなりのでんきいすの上、山はおじいさんのへやか、そこらでねてるのを朝おきてしる。 2日目、ああ、あと今日とあしたしかない、テストも近いからがんばろう、と思ってると、お父さんが旅行につれてってやるというのでいく。どこぞのお寺。修学旅行か何かで、ガイドが「ここは行きませんが」といったお寺らしい。小道を行くと、堂があり、中の暗く、しぶい感じにくらべ柱の間にある早春の黄緑(なぜ今ごろ)がきれいだった。
そこからさってのち、またお母さんがきて、またそこにつれていこうとする。ああ、勉強しなきゃ、と思ってる。(これがほんとでなくたすかった?)


 現実では3月3、4、5日が三連休か。3日が日曜日。4、5日がwaka君の高校の入学試験日で。  山■やのりみつは、隣近所に住んでいる友人たち。山■は中学同級で高校は別。映画館の息子。のりみつは高校から一緒。茶葉屋の息子。  でんきいす、というのは、マッサージ機能の付いたリクライニングチェア。waka家の応接間に実際にあった。  すぐ期末テストになるので(現実では3月8日から)、勉強しておかねばとあせっているようだ。(当項は2月26日の記載だから、夢の中のほうが一週間ぐらい先行している)


 どこか、学校の特別教室の4時間目の授業が終わる。ぼくは一人残り、そこで弁当食ってると、どやどやと、5時間目にここをつかうらしい1年生がはいってくる。ぼくはあわてず、さわがず、くいつづけるが、1年生たちも、(たぶんクラス全員)弁当だしてくいだす。みんなで もんもんとたべている(ちがう集団内でこうしてるのは、妙な感じ)と、 戸口の所に何か若い根性ドラマにでてきそうな強気なような先生。ちょっと我らをみて、「きりいーつ。」という。それから、一年生なのに、■■高生なのに、と、バーバー説教みたいのをして、「とにかく、食べるのはいいがしゃべりながらはいけない。」という。そういえば、うるさかったかな(とほんとに)思う。先生去り、みんなまた食べだす。 そのうち、何かとなりが妙なふんいき。ぼくがたべおわり、弁当箱をしまっていると、となりの女の子が、体をぼくにすりつける(なでかける?)ようにしてきてステキ、という。つまり、2年生なのだから、先生が説教してるとき、ぼくは関係ありません、とでていってもよかった、事実そうするやつが多かろうに、同じく弁当を食べたのだからと、じっとがまんしたぼくが、ステキなお兄さん、仲間に思えた色情女なのだろう。 ぼくは「あんたきもちわるいよ。」といって、その教室を出、クラスにかえって、西■やなんかに、この色情女のことをぬかした話をした。が、そんなにはおもしろがられず。
 おきて、夢だったと気づいたら、色情女の事、もったいなかったと思う。

 
 クラスメイトの西■君なんかに、この色情女のことは省いて話をした、だけど、あんまりおもしろがられなかった、と。  省いたらダメだよね(笑) メインかサブにして話せば、食いついただろうにね。 (夢の中のことだけど)
: 「■< ノリ オトオカ  べんり みせ」  当頁上辺のエンピツ書きメモだが、これは解読できず。  ■は難読で不明。オトオカも別字かもしれないが候補浮かばず。  オトメカ(?)  → 少し、わかってきた。  オトオカは、お父さんお母さんの略みたいだ。ノリはノリミツで、これらは三日連休の夢のキーワードメモってことだろう。  べんり、ではなく、べんとう、と書いてあるとすれば、学校の特別教室の夢のキーワード。  みせは、神社のおまつりの出店の夢のそれ。  ・・うん、どうやら、そういうことだ。夢から覚め、断片だけでもと手早に書きつけた。おそらく。  ■は依然としてよめないけどね。
: 「P O 小字 NML KJIHGFEDCBA  NWRYMHNTSKA 」  同じく上辺のエンピツ書きメモ。これらアルファベットは暗合用だな。上段はAからならべているだけ、ただし右から左へ。下段は、対応させる あかさたなはまやらわん を表わす。〈下が通常の五十音表のように右から左なので、上もそれに合わせている) で、これまでの暗合規則ではつかわない(はみだした)L以下のアルファベットを割り出して、これらに新たな意味を付加したようだ。(本文に関係箇所あり)
: 「きのうは、まるで勉強しなかったが、したつもりになろう、そう信じていよう。」  笑。  なんだこれは。自己催眠? 精神安定法?  無意味で滑稽なのに、冷静な好判断であるかのように語っている。ぶっとんでるね。  (あるいは絶望的状況で、すがるしかない? とか)
: 「αは(問題が)来ない。 αは(その授業に)来ない。」  これも前項と同様、数学αの問題が来る、数学αの授業に(先生が?)来る、そういう事実をないことにしたい?  まるで呪文を唱えているみたいだ。
: 「なんか、げり、のよう、こまる。またトイレいかなくちゃ。」  精神的なストレスもあるのでは?
: 「雨が降った後など、門がよくすべる(よくしまる)しめても、ゴロゴロとまたもどるくらい。」  自宅の庭から往来へでる格子戸のことのようだ。
: 「今日は10分前ぐらいに学校につく。めずらしくはやかった。」  「きのうも今日もおとといも、ハミガクのわすれたみたい。まっきいろだろ。」  このあたりまで、登校の前後に、ほぼリアルタイムでここに書きつけているのでは。
: 「数学の先生を、彼のやっていることを、ちょっと時代のちがう人がみたら、キチガイとみるのではないか?」  状況が想像しづらいけど、数学の先生で奇行ということなら(いつも平気で時間をはみだしたりする)■■ミネ先生のことだろうか。  (数学の授業はなされたようだが、こういう記事だけということは、大過なくやり過ごせたか。呪文が多少は効いた? 案ずるより産むがやすし?)
: 「文科理科にわけるときも、2年で同じくらすの人はなるべく、同じクラスにするようにするのではなかろうか。内■先輩とその友たちもほとんどG組にいったように、名ぼをみて覚えている。」  内■先輩は将棋同好会の一年先輩。  waka君の高校は、高三から文科理科にわかれる(生徒がどちらかを希望する)。  waka君は文科を選んだ。すでに二月だから、これからではなく、もう選択済みなのかもね。  (で、高三から、文科が三クラス、理科が五クラスになった。男女の傾向は、顕著ではないけれど、男子は理科を選びがち、女子は文科を選びがち。元々の男女比は、35:10ぐらいだったけど、三年生の文科はよって、女子率が上がった)  (waka君、願望としては、一番苦手な英語のないほうを選択したかったんだが、英語は文科理科どちらにもたくさんありだった。しかも、所属となった三年C組の担任は、英語の■野先生だった。あちゃあ、だよね)
: 「万世一けい 系   一けい 一っけい }?」  四字熟語としては、万世一系。  一系をひらがなで書けば、いっけい。一が、いち、いつ、いっ、だから当然、一っけい、ではなく、一けい。
: 「B2N1H5A3O1I2A2L1D1A1E5L1C2B1K1E2O1D1  ■■■■■■C1K1L1B1C4B2F2L1D5B4G2L1S3  B1I1F5B4K1C2D3A4P1B5I4E2L1C2  D1K1G4P1F2I3H1C3G2E2B1A4N1D4  B3I3P1
 L:だくてんの字 M:半だくてんの字 N:小字 }の前につける  O:読点 P:句点」
 改良暗号か。解読すると・・
 きょう、りいだあのじかんに、た  ■■さんがせきひどけみS3゛  からほけんしつえ。これにじ  たんめ。ひるやすみにかえN1て  くる。
 何ヶ所か、暗号化まちがえてるみたいだけど、内容はたいしたことないな。暗号化あんまり意味なしとおもわれるので、新ルールの試行、というところか。  濁点半濁点句読点などがそれとわかる形でないので、暗合度は上がってるみたいだ。逆に、暗号化するのも復号もだいぶ面倒になってて、優秀とはいえないなあ。(そらでは使いこなせないだろうから)  間違いをおぎなって平文化すれば、
 今日、Readerの時間に、タ■■さんが咳ひどく自ら保健室へ。これ二時間目。昼休みに帰ってくる。
: 「恐怖、ハクチ集団  ワガクラスのせの小さい女の子のグループ  もしくは、 恐怖、少女フレンド集団」  いちおう、命名案だが、ずいぶんとけなしているな。  もれ聞こえる話の内容が心底くだらないと感じたんだろうけど、ここに書きしるすだけにとどめることができたと思われる。賢明でしょう。  (むしろこっちのほうを暗号化すべきだったのでは)
: 「ナをナ  ヤタラ図計的にみえる。」  ナなのか、十や+なのか、判別できず。  いずれにしろ、縦棒が右払いだと、文字として読めないよね、確かに。
: 「とまれかくまれ とまれこうまれ )?」  辞書を見ると「ともあれかくもあれ」の変化したもの。  かくまれ、こうまれ、どちらも正解のようだ。  例文は、竹取物語や源氏物語から採っている。超古い言葉だった。
: 「まったくなんの価値もないようなごみくず、カミッキレを人のポケットからぬすんでも犯罪か?」  罪だと思うんだが、実害がないとしたら、罰もない、または軽微とはなりそう。  他人には無価値でも、当人たちには価値があるとしたら、話は別だけど。  この場合も、盗まれた側のみが価値を感じる、盗んだ側のみが価値を感じる、両者ともが感じる、事後にどちらかがどちらかに価値を教える、などバリエーションがありそう。  (なんだか、物語のタネになりそう)
: 「2Bの ■■さきさんが はしります ひらめくスカート あしのうえみせ   )ヒワイにとられては こまる」  いちおう短歌仕立て。  ヒワイとまではいわないが、色気とか男の視線とかはあるぞ。  waka君が2Aだから隣のクラスの■■さき嬢。すぐれた知性と健康体をあわせもつ美人。(男なら文武両道といいたい)  waka君とは同じ中学で因縁があった。(といっても、waka君が体育祭関係で立て替えていたお金1900円を、生徒会の会計責任者だった■■さき嬢にお願いしたのに、卒業間際まで先延ばしされた、というようなことだが。 さかうらみ的? 笑)

※ 『1974/02/26 ぴんと うしろにでっぱってる』 : 「イトさん、とは?」  辞書によれば、いとさん、いとさま、幼様で、小児をいう敬称。寛政(江戸中期 1789〜)の頃から特に女児をいうようになる。と。  ちなみに、ぼん(坊)、ぼんさんは、男の子を丁寧に呼ぶ語。宝暦(1751〜)頃までは男児・女児どちらにもいった。と。
: 「ぼくはわがはいはねこであるを小学6年の頃に1回、そののち 中1? 1回 よむ。」  小説というよりは、俳文に近いのかも。  漱石先生はもっぱら西洋小説をお手本にしたような書き物へと進んでいくけど、それはそれですばらしいと思うけど、最初の「吾輩は猫である」や初期の「坊っちゃん」などのほうが、独創性が際立っているかもしれない。  身辺小説という見方をするなら、後年の「道草」につながる(表と裏のように対となっている)ともいえるようだ。
: 「たとえ理想にもえている先生がいても、生徒のだれもが彼を好くとはかぎらぬ。好悪の感情・・・・これは坂■先生もいうようにどうしようもない。その先生は今に、自分がいくらがんばっても自分を好いてくれぬ生徒の存在により、しだいに理想をあきらめていき、もしくは妥協していく。」  一面の真実か。  理想をあきらめ妥協していく主因が、どうしても好いてくれぬ生徒の存在だけとも思えないけど、案外的を射ているような気もしてしまうのだ。
: 「頭ねぐせがついて ぴんと うしろにでっぱってる所ある。」 《解説イラスト》 「こんなかんじ」  ほほえましい。  よくぞ描き残してくれた。  小学二年生頃からずっと坊主頭で、高校一二年生頃から伸ばしはじめた。だから、こういうはっきりした寝ぐせができるのはわりと新しいことなのかもよ。  で、ふさふさだったのは、その後二十年位か(笑)
: 「この前の将棋同好会で、太■君かだれかが来年の同好会どこでやるんですかといったので、「こんどの会長さんの教室」といってのち、どうにもそっちに話をすすめなきゃ不自然のようだったので、最後にいおうと思っていたにもかかわらず、「火■君、来年、会長やったら、」という。太■君やサ■■君も「前からはいってた先輩なんだから、」とおす。 いちおう、4月にはいる前に一度あつめて(4月になると、もうおそい)火■君に会長になってもらおう。が、副会長はだれに? 太■君か、サ■■君のどっちかだろうが、2人は仲がいいからなあ。来年の1年にしてもいいけど、その1年がさ来年までいて、会長にならなきゃ形がわるい。(そうなる可能性うすいし、その1年がうつわでないのになるかも)こりゃ、どっちかに決めちゃおう。しかし、め、めんどう。しかし、最後の方のしごとなのだ、がんばれよ!!  そのときの顔、これがかんじんだ。だれにも悪感情をおこさせぬように!   しかし、こんなことで不安がってちゃ、なんもできぬ。くそ。」  会の代がわりのときの記事だね。  君付きの三人とも後輩の一年生だが、入会は火■君が一番先。  将棋の最強者が会長になるというわけではなかったな。私の代でも。 (こうして、火■君が引き継ぎ、その後も誰かが引き継いでくれたんでしょう、ほそぼそとでもつながって、1980年、全国制覇してくれました)
: 「心臓がなんか、いたかったっちい。ツィーンといういたさ。」  やだね。  不調というより、一瞬の精神性の何かか。なにごともなく、その後半世紀無事健常だから、まあ、いいんだけど。
: 「ぼくはほんとによわい。こういうとき、だれかの強い愛が、ぼくに自信を与える。  今のぼくみたいな人には、だれかの愛こそ、自信を与え生きているように生きさせる力となる。」  愛を欲しがる自分をあからさまに書くとはほんとに弱気になってるか。  生きているように生きさせる力、とは、他力本願、マジで濃厚にでてしまってる。
: 「おねえさんか、おかあさんか、おばちゃんのえのおれてなおしてあるてかがみは凹面鏡になってる?」  鏡面がゆがんでそうなっているのではなく、もともとそういう仕様なんだよね。広めの視界が写る。 ・・いや、逆か? 大きく見せる、か。化粧鏡の一種。
: 「ああ  ああよ  あーあよ」  自分がなにげなく発している応答の声を、あらためて何と言っているのか吟味している、のかな?
: 「ぶっちゃって、  ?」  ぶっちゃけて、や、ぶって、はよく聞くけど。  うちやって、という意味でまれに発声されるかもね、ぶっちゃって、は。
: 「ケンケンゴウゴウ○  ケンケンガクガク× こっちつかっちゃう。」  漢字は、喧々囂々。  → けんけんがくがく、も実はあり。  〔けんけん‐がくがく【喧喧諤諤】 《名》 (形動ナリ・タリ) さまざまな意見が出て、口やかましいこと。また、そのさま。「侃侃諤諤(かんかんがくがく)」と「喧喧囂囂(けんけんごうごう)」とが混同して用いられた語。〕精選版日本国語大辞典 (C) SHOGAKUKAN Inc.2006
: 「男のみがって。今まで好きだったのに、ある日きらいになっている女の子。 死ぬほど好きだったのに、どうしても彼女から、愛を告白してくれるようにと思っていたのに、今、それをされているのに、ひとつもうれしくなく、むしろめんどくさがっている自分。  そんな小説を書いてみたい。」  ということは、実際にそんな経験をしてみたい、ってことだろうね。  手に入れてしまうと冷めてしまう、ということはあるにしても、早すぎだろう。  想定(妄想)世界ではもうだいぶ前に済ませてしまっている行程なので今さら現実が追いついても、という感じか?  ・・まあ、本項、頭で考えたプロットだろうけどね。  実体験で臨場して、こんな、ほれたはれたに疲れたような、うんざりしたような反応はできそうにないけど、waka君には。  (疲れても、うんざりしてもいないんだけど、もう好きではない、どうしてか嫌悪感まである。相手にも申し訳ないし、自分を励ましもするんだけど、だめだ。そういう不可解な心変わりは不可解だからこそあるような気もしてくる、か・・ うーん・・)
: 「やる」 「すごい雪べち。  朝トイレにいくときげんかんのくもりガラスの外が白いようには思った。だれかがぼくのトイレの間に戸をあけて、わかる。」  射精。そのあと、夜の間に雪がつもっていたと気づく。  積雪の朝。2/27だから、冬の終盤。
: 《将棋譜面部分。二図》  駒余りだし、簡単すぎるしで、詰め将棋としては不完全。  こういう詰ませ方もあるなあ、という検討図だろうね。
: 「死んだときに失禁をしないようにするにはどうしたらいいのか?」  マジメに答えるとしたら、腹とかに何も入れておかない、というのが正解だろうけど、高校生が心配すること!?  そういう話を耳にしたんだろうか。
: 「「本家にいる自分の義理のおいのてなづけ方」  こんなのをよんだ、多くのそういうおじさんが、それをためしたくて、また、これをよんだ多くの人がだれかがそんなことをするかしらとたしかめたくてしんせきのあつまりにでるようになる。」  この妄想のでどころはなんだ? waka君がむしろ、本家にいる義理の甥の立場なんだが・・ いりくんでる。  親戚の集まり、法事などに出席するときの特殊な動機を想像してるか。その前提として、おじさんたちのあの人なつこさは、実はちやほやしてるのかも、という気づきがあったり?  ちなみに、義理の甥ってことは、自分の配偶者の甥ってことだわな。(自分の姪の夫もそういうかもしれないけど)
: 「おさなさの きわみなるかな ゆきつもる。」  いいできだと思う。  ほんとにwaka君作なのかい、というできのよさなので、検索してみたが、類似は見つからず。

※ 『1974/02/27 弦とは』 : 「「はらがへってはいくさができる」■■コがこんなこといってる。」  ふつうは、「はらがへっても」と言い替えるよね。  そういう細かさに、■■コ(上の妹、小学生)は無頓着ぽい。
: 「戦争は、ウエからおこる?」  しかしこれは、戦争は飢えからおこる、という意味にはなるかもしれない。これはこれでありかも。■■コはもちろんそこまで考えてはいないだろうが・・ と兄は思ったようだ。  → では、■■コは何が言いたかったかといえば、単に「腹が減っては戦ができぬ」の覚え違いにすぎないという可能性がまずある。次は、わかっていてかつ故意に言いまちがえている場合。どちらの場合も、要はお腹がすいたと言いたいだけで、後半は語呂的な付け足しなのでとくに意味なし、とかが考えられる。  上の妹は、理知的だったりいりくんだりすることは苦手で、感覚や印象とたわむれるのが好みなので。
: 「俗でない文章を書く人は多かろうが、俗でない話、会話をできる人は少ない?」  なんとなく的中している、気もする。  文章はこねまわすことができるので、つまり飾りやすい。俗な人でも、非凡や上品を演じられそう。  いっぽう、話し言葉は、即興だから、地が出やすい。俗な人の言葉は俗臭が隠しきれない。  ・・ということになるけれど、ちょっといじわるなもの言いになってしまうよね。  → それに、文章は定型があるから、それに従っていれば、そこそこ体裁が調ってしまう。間接的。読んでいるとき聞こえているのは実は自分の脳内で生成している合成音声だしね。  いっぽう、対話しているときの相手の声は、ナマモノで、かつ、ホンモノ。ビジュアル付き。ときには湿り気や匂いまで。どちらが本性に近いかは、いうまでもないか。
: 「弦とは、線分AB、のことか、直線ABのことか?」 《図》  弦という漢字の意味から言えば、線分だろうけど、数学上ではどうなんでしょうね。  → 調べたら、「円周または曲線上の二点を結ぶ線分」とのこと。
: 「ある刑務所の死刑囚に、刑務所の犬になって、囚人たちの情報を与えてくれたら、死刑にしないでやると看守がいい、死刑囚はまるで信じる。しばらくして、それが明るみに出、看守は罰せられるが、まちがったとはいえ公務員が約束してしまったのだからと、死刑囚をムキにおとす。以後そういうのがはやる。 もし、やめさせられたら、君の一生はめんどうみるよといったりして、むりな約束をさせたりする。 また、ある刑務所長はどうにも死刑囚がかわいそうだったので前のと同じような事件をしくみ、必要でもないのに死刑囚を犬にし、さぐらせる。そして明るみにで、これもしょうがないと、所長をやめさせ、死刑囚をムキに。所長、人の命のためなら、もったいなくない、という。」  規律の弛みで一つ例外が許されると、後から後からそれをまねよう利用しようとする流れが起きる。蟻の一穴が堤を崩すようなもの。・・という、教訓咄でいいのかな?  そこまでの目論見は当初も書いたあともなくて、一つのアイデア、設定で、お話はどこまで転がるかをみている、ぐらいかも。  → 実際、あんまり美味しい話にはならなそう。事情も登場人物もみんなうすっぺら。  リアリティーがない、かといって、死刑囚でギャグ話はなんだか笑えない。  → 刑務所と死刑囚を、強制収容所と収容者に置き替えれば、なんとかリアリティーは出てきそうだけど、お話が明るくなりようがなくて、書くのがつらい、読むのもつらい、と思われる。  そういうの、少なくとも今は書きたくないわ・・ どう転んでも、ふつうにボツメモだね。
 → → 学校と落第生、という設定ではどうか? 赤点常習者に教師が、あるミッションを課す。これをこなしてくれれば下駄をはかせてやる。進級できるぞ。と持ちかける。うん、これならば、明朗な小話に化ける余地、十分ある。  (この線でさがせば、まだいくつもあるかも。華麗なる一族と借金苦メイド女子とか。お姫様に恋してしまった魔物の小僧とか。 ・・ふむ。わりと、調理のしがいがありそう・・ )(シンデレラや人魚姫と重なってしまう? なやましいが、それはそれでたのしいか)

※ 『1974/02/28 つよくとめる バンドにはさむ』 :
 これらは、心記にはさんであった別紙の表裏。  保健体育の授業のメモ雑記。  保険体育用のノートをこの日忘れたか。それよりも、保健体育用のノートがもともと無いという可能性のほうが高いかも。  要するに、体育の時間に講義がなされたということでしょう。通常は、体を動かす体育授業なんだが、なんらかの理由で座学になった、と。  雨で運動場が使えず、体育館もふさがっていた、とか。  体育の先生が病欠で、保健室の養護教諭が代行したため、保健衛生の座学になった、などもありえそう。  → で、たとえそうでも、ふつうは、授業関係のノートは心記とは別扱いなので、いっしょにされることはないのだけど、この別紙の中のいくつかの記事を、心記に転載したくて、はさんでおいた、と思われる。  というのも、心記の2/28の領域の中にエンピツ書きで「保  (1)    (2)    (3)    」などとあり、保健体育の授業時の仮メモをここに清書したい、ということらしいので。  これら3項目分の空白に該当するのが(収めたい記事が)、別紙内で散見できる丸数字の(1)、(2)、(3)ということになるようだ。(別紙内には無関係な丸数字もあるのでまぎらわしいんだけど)  (結局、まあ、この転載・清書は成されないまま、素材資料であるこの別紙もはさまれたまま、半世紀経過した、ということになる)  (なお、すでに何度か書いていると思うが、授業関係のノートはほぼすべて現存していない。これはノートではない一枚物だけど、稀少な例外となる)
: 「P106〜245  労働えい生  公衆えい生  運働  疲労  二点弁別検査 こめかみの所にエンピツ二本の先をたてる。 (判 併 伴? ■  (1)」  ■は、人偏+開の中身。  ここの丸数字(1)が、心記に収めたい記事その1でしょう。「二点弁別検査」の弁は正しくは何なのか、どういう漢字なのか、ということで。  検索すると「二点弁別閾検査」という記事がいくつもあるので、弁のままで正しいと思われる。
: 「2/28 保体  ・体育理論  長距離  技術的、生理的   ・タオル一本でできるうんどう。 考えとく!!   → ○二人の手首をむすび、ひっぱりっこおしっこ。 ○《二連人型絵図》 つよくとめる バンドにはさむ  前の人は、うしろの人からタオルをぬきとろうとはしり、うしろの人はぬきとられまいとはしる。」  この第1案、ひっぱりっこはわかるが、押しっこにタオルはかかわるのか?  第2案、両者が走るんだろうけど、タオルの距離しかないのでは、脚がぶつかってしまう。  詰めが甘い、たぶんぱっと思いついただけ。
: 「1分60m 70m )経済速度」  「(公衆)  統計  10万対( ) 出世率 ×1,000」  出世率? たのしい誤記(^^)  (← 板書が出生率なら転記ミスはしないはず。板書が出世率なら何度も書きなおさないはず。よって、耳で聞いた言葉を書きとめているもよう)
: 《人口分布のグラフらしきもの》  1974年当時は、戦後ベビーブーム世代が20台で、構成比が最も多いということになるようだ。
: 「ヨーロッパの老人国etcでポルノグラフィーを解放しているのは、若い青年をひきつけるため、結婚しなくても子供が生まれるようにするため。 →(2)   ← ダラク、というより、人口を増やすためだった。」  この辺り、関心高いようで、心記に収めたい記事その2に選定のようす。
: 「公害 P233 Public nuisance = 生活妨害」  字義は、公的な迷惑行為、ということになるらしい。  環境汚染という意味なら、environmental pollution がよりふさわしいと辞書にある。
: 「Hg+ 無機  メチルコバラミンCH3[CO] →メチル化  Hg+−CH2 メチル水銀(有機)」  「↑ 脱フェニル化 《構造式》フェニル水銀 →《構造式》フェニルメチル水銀 ↑」  化学関係・・ もうわけわかりませんね。正しいかどうか、どこからどうやって手をつけたらいいのかも、とまどう。
: 「日本にはかなりの水銀がある。(―が輸入されてている) 水銀がほしけりゃ日本にいけ。」  そうなんですか(^^;   誰が欲しがるのかよくわからないけど。  (先生が生徒たちをくすぐっているような語りをそのまま記載か)
: 「PCB《構造式》   DDT《構造式》」  PCB(ポリ塩化ビフェニル)は化学的、熱的に非常に安定しており、電気絶縁性にもすぐれ、さまざまな用途に用いられたが、その安定性のため廃棄してもほとんど分解されず蓄積し、特に魚介類を通しての人体への蓄積が有害。とのことで昭和47年(1972)製造及び使用禁止。と辞書(精選版日本国語大辞典 (C) SHOGAKUKAN Inc.2006))にある。つまり、このメモの前年のこと。 (言われてみれば、単純で堅牢な亀甲紋にみえる)  DDTは殺虫剤。昆虫類がこれに触れると神経機能が攪乱され痙攣・麻痺を起こして死ぬ。残留毒性があり、日本では昭和46年(1971)使用禁止。と辞書(同)にあり。 (言われてみれば、やばい呪符の如し)   「死因順位 (1)脳卆中(中枢神経■患 しっかん →(3)) (2)悪性新生物 (3)心臓疾患 (4)老衰 (5)不慮の事故 虜?」  しっかん(疾患)の正字はどうだっけ、というのが、心記に収めたい記事その3だな。しかし、すぐ後で心臓疾患と書いているけどね。  不慮の中身は思。中身が男の虜は捕虜のほう。
: 「年令別  15〜19才  (1)不慮の事故 49.6% (2)自殺 9.3 (3)癌 6.7 (4)腎炎 4.5 (5)心臓 4.9 (6)肺・気管支炎 2.3」  自分と同世代の傾向に関心、なのでしょう。  (気づきにくいが、左辺に花か植物の落書きあり。なぜわざわざこんな隅っこにと思うけど、隅っこに核となる汚れのようなものがあったためみたいだ)
: 「人間ドック(ドッグ?)  短期入院総合精密検査」  dock なので、濁らないが正解。
: 「医学  メディカルマン 医者  メディスンマン まじないし」  medicine(名詞)の派生が、medical(形容詞)という関係らしく、同根。
: 「The art and science of the prevention and treatment of disease」  芸術と予防科学と疾病治療?  もう一つ意味不明な。何かのタイトルかな。(andとofが二つずつで入り組んでて英語なのによくわからない)
: 「健康 a stale of complete phisical,mental and social well-being and not merely the absense or infirmity」  physical。absence。  完全だった肉体にガタがきたのは、心と社会的立場の幸福感のためであり、そして、単に不在や虚弱のためではありません。  うーん、わからん。英文自体にまだ間違いがあるかもしれないが、文脈的に意味がとりづらい、とても。  ということで、BingのAIチャット Copilot に質問。


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この文章は英語で書かれていますが、日本語に訳すと以下のようになります。

「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」

この文章は、世界保健機関(WHO)憲章の前文にある「健康」の定義です1。この定義は1948年に制定され、健康の概念を広く包括的に捉えたものとして、現在でも多くの人々に参照されています234。
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 うあ、そうなんだ! 私の翻訳の恥ずかしさがきわだってしまう(^^;


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「a stale of」は英語では意味がありません。おそらく「a state of」と書きたかったのではないでしょうか。それならば、「ある状態」という意味になります。

例えば、「a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity」という文は、日本語に訳すと「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」となります。これは、世界保健機関(WHO)憲章の前文にある「健康」の定義です1。
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 な・る・ほ・ど。  stale と state では大違いだね。  板書を転記したんだろうけど、まだまだ間違えてたんだ。  (多少の間違いは丸めて、原典を探し出せる、というわけか。かしこいぞ、AI ) → なので、前掲文「The art and science of the prevention and treatment of disease」についても質問してみる。


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この文は英語で書かれていますが、日本語に訳すと以下のようになります。

「病気の予防と治療の芸術と科学」

この文は、公衆衛生の定義の一部としてよく使われる言葉です。公衆衛生とは、「社会、組織、公共および私的、コミュニティ、個人の組織的な努力と知識によって、病気を予防し、寿命を延ばし、健康を促進する科学と芸術」を意味します1。この定義は、1920年にアメリカの公衆衛生学者チャールズ・エドワード・ウィンスローによって提唱されました2。

(以下略)
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 ほほ〜 ふむふむ。(といっても、すっきり腑におちたってわけではないけどさ)

※ 『1974/02/28 AからBまでの楽しい期間』 :
「保体:P166〜245  労働衛生  公衆 〃  1回よむだけでいい。」 「女の子」  頁上辺のエンピツ書きメモ。  別紙である『1974/02/28 つよくとめる バンドにはさむ』のオモテ上辺にも同様記載がある。  二つを見比べると、ページ数について、不分明な別紙のほうは読みまちがえていたようだ。P166〜245が正しいと思われる。
: 「ス■■オバチャンが赤チャンつれてかえってきてたよ。ご体面しました。」  ご対面。  ス■■オバチャンはwaka君の母親の下の妹。よって、この赤ちゃんはwaka君の従姉妹。
: 「D1■■■■■■さんが、LIC2N1H3A3F1D2C1A2って、ほんと?」  復号すると〔タ■■さんが、ジュウハチサイって、ほんと?〕   へー、そういう情報が耳に?   (waka君たちは高校二年生なので、タ■■さんの)実年齢は一学年上に相当ってことか・・  いわれてみればそんなお姉さんぽい雰囲気は持っていたが・・  (あくまでも裏付けをとれていないうわさ程度なんだろうけど)

 ―― A ―――― B ――― C ―――――――― 
 AからBまでの楽しい期間、の中にいるのだが、彼は今、BからCまでの苦しい期間について思い悩んでいる。
   ↓
 意見1、来てしまうBからCまでの苦を不安がってもまるでしょうがない。AからBまでのあいだは先のことなど忘れておもう存ぶんたのしみ、苦しい期間がきたなら、その期間の間だけ苦しんで、他のたのしい期間には苦しまないようにすればよい。
 意見2、不安がって多いに結構。ただたのしんでいるだけでは進歩がない。BからCを不安がるということはつまり、どうにかしてBからCをみじかくし、なくしてしまおうと考える原動力である。意見1のようにすれば、AからBまでをたのしめるだろうが、それ以上をたのしむことはできない。 しかし、不安がればそれだけどうにかしようと考え、AからBまでをのばすことができるかもしれないではないか。それに、AからBをたのしみたいだけたのしめとは、BかCは苦しまされるだけ苦しめ、ということなのか?  しかし、AからBまでの間に不安をもつように、BからCまでの間は、希望をもてるのではないか。今が苦しいということは、いつか楽になると・・・・・ でもないかな?


 大人、というか、人間が成熟すればするほど、意見2になっていくような。  目の前の今を生きる意見1は、やはり、少年の心か。  本文は、意見2の肩を持っているようだけど、要するに不安の分散化、と考えれば、損得の差はたいしてないことになる。  意見1、すっきりしていて朗らかで、大人が実践しても(実践できるなら)、心の健康によさそう、という気がするよ。


 今日の勉強
     〜 ― α、倫、古、Rea、物そろえる
     5:00
     〜 ― サイドリーダー1ページ(今日から三日は8ページ)
     5:30
     〜 ― 数α1題
     6:00
     〜 ― サイドリーダー1ページ
     6:30
     〜 ― 数α1題
     7:00
     〜 ― サイドリーダー1ページ
     7:30
     〜 ― 飯
     8:30
     〜 ― サイドリーダー1ページ
     9:00
     〜 ― 数α宿、1題か2題
     9:45
     〜 ― Reader 訳(宿)
     10:15
     〜 ― 数α1題
     10:45
     〜 ― サイドリーダー1ページ
     11:15
     〜 ― 数α1題
     11:45
     〜 ― サイドリーダー1ページ
     12:15
     〜 ― 数α1題
     12:45
     〜 ― サイドリーダー2ページ
     1:30


 かたまりを小分けにして、英語と数学を交互にこなしていこう、と。  脳の働きが凝らないように(凝らないであろう)という工夫で、今も似たような進行が好みだ。  で、計画はみっちり、たぶん目標にも達する立派なものなんだろうけど、実際はいつものように、夕方5時6時ぐらいでくじけ始めて、進捗は遅れ、夕食後はもうぐずぐず状態で、将棋とか小説本とかで遊んでると思う。またはこの心記を書いたりね。


 サイドリーダー1ページ(今日から三日は8ページ)
     ↓
 イ■■ちゃんから、ちょろちょろ先のをきいた(きかされた?)ので、スコシク、オモロナイ。
   ↓
 帰り道、
ぼく「・・・うんうん、そこらいったかな。ぼくは、けんをもって、おそいかかったって所までだよ。」
イ■チャ「ああ、ああ、あそこか。」
ぼく「どこまでいった? ぼく14ページ。」
イ■「ぼく、20ページぐらいだよ。」
  「・・・・へえ、いったなあ。」
※ ここでイ■■チャン、キマズイとでもおもったのか、(物理の自習の時、どのくらいいったとぼくにいい、ぼくが14ページともう答えていいたはず。そのとき、イ■■チャンはいわなかったが、それが、ぼくよりおくれていたからでなく、すすんでいたからと判明したので?)
   ↓
 いや、ちがう。
   ↓
  「・・・うんうん、そこらいったかな。ぼくはけんをもって、おそいかかった所までだよ。」
イ■■「ああ、それから、オーランドが自分の罪をみとめて、〜〜ナニナニ〜〜。(話をすこし話す)」
  「どこまでいった? ぼく14ページ。」
  「ぼく、―― 20ページぐらいだよ。」
  「・・・へえ、いったなあ。」
 (ここで、※の考察はいる)
 〜とおもったのか、また、話をしだす。このとき、あらすじをきいちゃった。(ストップといってもよかったが、めんどう。それに、きまずさをなくすには、そんなの忘れさせるにはこれがいいかも。(→キマズサハナイノカモシレナイケド ソノニオイヲナクストイウカンジ))
    ↓
  だから、こんどからは、あらすじ、いわれそうになったら、理由はなして、ストップしてもらおう!!
 ↓
 それに、こりゃ、話される、と思ったとき、しょうがない、観賞する心づもりになろう、とも思ったよ。


            ネタバレ、という言葉、現在ほどは普及してない時期かもしれないな。  古い人、waka君の父親なんかもそうだが、相手が内容を知らないようだからと親切心から話してあげようとする人種がいるのだよね、うんうん。イ■■チャンもそうというわけではないみたいだが、上の事情からいくと。  そういう意味では(ネタバレが親切ではなく迷惑であるという感覚)waka君、進んでいたかも。  とはいえ、お金を払って楽しむ推理小説や映画とかではなく、英語の教材のネタバレにすぎないから、現在でも、相手が迷惑がってるなんて思いつかない人たちはいると思う。  → イ■■ちゃんは、虚勢をはって実際よりページ数を多めに言っているんじゃないかと疑われないよう、読了できている証しとして粗筋を話している、のかもね。せっかく苦労して訳しているので成果を披露したい気持ちもあり、話したくなっている面もありそう。  waka君は、友の進み具合に小さいショックをうけて、追いつかなくてはと、「今日の勉強」などという計画を立ててるわけだ。(三日間8ページを続けられれば確かに追い抜けるかもよ)  → サイドリーダー関係の会話、物理の自習の時は中途半端で、帰り道、補完するようにつづきを話した、という具合みたいだ。
: 「赤ちゃんが、アア、アアとときどきいう。」  別の部屋にいるけど、声がよくとおるんでしょう。  この心記を書いている最中にも。
: 「ぼ、ぼ、ぼつり 没理 物 は げんこく 現国 こしゃいん cos だん   みーみーみーじめ はじかきでー 」  これは、僕らは少年探偵団、の替え歌のようだ。  テレビドラマ『少年探偵団』を見たのは児童の頃のはず。
: 「今日、4題やって、あした3題やるしかない、といったら、みんなアマーイ、だって。」  これは、計画表のもう一つの柱、数学αの課題のことだね。  友人たちはもっとハードに取り組んでる、ということか。  あるいは、そんなのは捕らぬ狸の皮算用で、むりにきまってるよ、かな。  後者なら、すこしやさしい空気を感じるけど。
: 「髪の毛、ねるごとに寝ぐせがついて、形がかわる。」  笑。  ふさふさ髪と自意識過剰と。若いなあ・・
: 「今、数学の問題解いた所で 頭の中で へんな夢、小さい頃からときどきみるような夢が、また、何かさわいでいた。」  脳が疲労して、すこしぼうっとして、かな?  小さい頃からときどきみるような夢、つまり、くりかえされるパターン化されたようなもの(トラウマとまではいかないけど、奇妙なちょっと不快なイメージ)があったのはたしか。  しかし、二十代頃からはもう、見なくなったような気がする。
: 「今、ガタガタと5題ぐらい数学の問題解けた。なぜかのってる?」  ほほ〜。めずらしくのってるね。  それとも、そこだけサービス問題があつまっていたか。  (あるいは、脳がぼうっとして、素敵な解法を見つけたような気がして、実は誤答の山だったとか)
: 「マリリンモンロー日本に来たことある様。」  前項で気をよくして、気を抜いてるのかも。ラジオ情報か。  Wikipediaによれば、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe、1926年6月1日 - 1962年8月5日)来日は1954年。waka君が生まれる前だね。
: 「おおたかおる  やまぐちひとみ  ひとみをかおるなどとした。」  山口瞳は作家(男)。太田薫は、労働関係の有名人だっけ(男)。  検索すると、山口薫という明治生まれの画家、東京芸術大学教授はいるようだが、waka君の知らない人だと思う。
: 「■ ×?」 ぱっと見、■は描の出来損ないに見えるけど、次項があるので、措の一画(七画目)足りない姿か。
: 「措置 そち しょち」  処置は別語。しかし、両者の意味はかぶってる?
: 「じっきろ じゅっきろ」  10キロ、の読み方。  辞書を見ると、正統に従えば、じっきろ、らしいが、江戸時代かという感じがしちゃう。


当頁 2023/10/30(月) 〜